【告知】10月11日(水)カミングアウトデーに第八回BreakTalks開催決定!テーマ「カミングアウトについて」

BreakTalksは、「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」を統一テーマに、多様なゲストをお招きし共生社会について議論するオンライン(時々オフライン)イベントです。多様なゲストの様々な活動を紹介し、お集まりいただいた参加者の皆さまと、多様性や共生社会について共に考えることを目的としています。

10月11日(水)開催の第八回BreakTalksでは、現在ヴィアマテラス宮崎でサッカー選手としてプレーをしている齊藤夕眞さんをゲストにお招きして、当日のカミングアウトデーにちなんで自身の性自認についての心境・身体の変化を踏まえ、自身のカミングアウトの経験や、ありのままの自分でいて良いと感じられる(安心)な環境づくりについて、カミングアウトを経ての周囲の変化についてお話ししていただきます。

◼️日時:2023年10月11日(水)20:00~21:00

◼️今回のテーマ:カミングアウトについて
以下の内容について、ゲストの齊藤夕眞さんからお話を伺います。
・小学校〜現在に至るまでの心境・身体の変化
・性のあり方に関する悩み・経験など
・自身のカミングアウトの経験について
・ありのままの自分でいて良いと感じられる(安心)な環境づくりについて
・カミングアウトを経て周囲の変化や、地域の変化


◼️イベント内容:
1.主催団体紹介/今回のテーマについて(5分)
2.ゲストトーク(40分)
3.ゲストへの質問タイム(10分)
4.クロージング(5分)
※内容は一部変更となることがあります。

◼️ゲスト紹介:齊藤 夕眞(さいとう ゆうま)さん

埼玉県新座市出身。1993年1月12日生まれ。三人兄弟の真ん中で長女(旧名:あかね)として生まれる。4歳からサッカーを始め、14歳から世代別の女子日本代表にも選ばれ、18歳でなでしこジャパンに初選出された。その後9年間なでしこリーグでプレー。26歳で一度現役を引退し、1年後ヴィアマテラス宮崎で現役復帰をして現在、WEリーグ参入を目指して日々奮闘中。チームの所在地でもある新富町地域おこし協力隊として地域のイベントの企画にも携わっている。

◼️参加対象:誰でも参加OK!

※手話通訳あり

◼️実施方法:オンライン開催「Zoom」を使用

◼️参加費:無料

※S.C.P. Japanは一人ひとりが自分らしく歩める未来を皆さんと一緒に創っていきたいと思っています。皆さんと情報共有をしたり、実際に多様な人たちが集まる場づくりを大切にしています。S.C.P. Japanの活動に賛同し、応援してくださる場合は、500円から皆さんのお気持ちに合わせて任意でご寄付をご検討いただけますと幸いです。

【みんなで守ろう!子どもの権利】スポーツ現場における子どもの安心・安全を守るための「コーチからの約束」をまとめたリーフレットが完成!

(リーフレットは、本ページの下部より、どなたでもダウンロードして使用可能です。)

一般社団法人S.C.P. Japanでは、スポーツに参加をする子どもたちの安心・安全を守るための取り組み(子どものセーフガーディング *1)を、これまで様々な形で進めてきました。

(※1)子どものセーフガーディングとは:
関係者による虐待や搾取など、子どもの権利に反する行為や危険を防止し、安心・安全な活動と運営を目指す組織的取り組みです。疑念が生じた場合の対応と再発防止も含む包括的なものです。(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンHPよりhttps://www.savechildren.or.jp/about_sc/quality1.html

この度、スポーツ活動中、「子どもの権利」を守るためにするコーチからの約束を、子どもたち・保護者の皆さんにも知ってもらえるよう、リーフレットを作成いたしました。 本ページの下部には、スポーツの活動をされている他の団体・組織の皆さんにもご活用いただけるバージョンもご用意いたしましたので、ぜひ多くのスポーツ関係者の方々にご活用いただけますと幸いです。

「コーチからの約束」リーフレット(S.C.P. Japan バージョン)


S.C.P. Japanでは、このリーフレットを活用し、活動に参加をするすべての子どもたちに、「子どもの権利」と子どもの権利を守るための「コーチからの約束」について説明し、知ってもらえるようにします。そして、この約束がきちんと守られているかを子どもたちと常に見直し、子どもたちの力を借りながら、安心・安全な活動環境をつくっていきたいと思います。

<S.C.P. Japanでの主な活用方法>
●定期的な活動では、年度はじめなどに子どもと保護者にリーフレットを配布し、内容の説明と、セーフガーディング担当者についてお知らせします。その後、いつも見えるところにリーフレットを掲示し、定期的に「コーチからの約束」を子どもたちと一緒に振り返ります。
●単発のイベントでは、申し込み段階から、参加者の皆さまに安心・安全なイベントであることが伝わるように、告知チラシの裏面などにこちらのリーフレットを掲載します。イベント当日は、受付にてリーフレットを配布し、活動前に目を通してもらったり、説明をしたりします。
●活動に参加をしてくれている子どもたちと話し合い、必要に応じて約束の内容を変えていきます。

スポーツの活動で子どもと関わる皆さんへ

今回他団体様の活動でもご活用いただけるよう、こちらのリーフレットをダウンロードして、ご利用いただけるようにいたしました。以下のお願い事項を守っていただき、ぜひ子どもにとって安心・安全なスポーツの環境を一緒につくってくださると嬉しいです。

<リーフレットをご活用いただく際のお願い>
●活動に参加をする子どもとおとなとが話し合い、皆さんの「約束」を定めてください。
●このリーフレットを配布・周知することは、子どものセーフガーディングの取り組みのほんの一部であり、これによって子どもにとってのあらゆる危害をすべて防げるわけではありません。この他にも組織でやるべきセーフガーディングの取り組み(ポリシーや行動規範の作成・運用、相談窓口、スタッフ向け研修など)を可能な限り実施できるよう努力していってください。
●組織全体、または、各活動で、セーフガーディングの担当者を最低一名は必ず設けるようにし、子どもにもわかるようにしてください。(ただし、セーフガーディングに取り組むことは、組織に関わるすべての人の責任です。セーフガーディング担当者のみの責任ではないことにご留意ください。)

コーチからの約束(ダウンロード・他団体様用)



S.C.P. Japanでは、このリーフレットを作成する際、「子どもの権利」の専門団体である 認定NPO法人 CAPセンター・JAPANさんからフィードバックをいただき、たくさんの大切なことを教えていただきました。そこで学んだことを「活用の際に大事にするポイント」としてCAPセンター・JAPANさんの許可を得て、以下に記載させていただきます。このリーフレットを活用いただく皆さんも、どうか「配るだけで終わり」ではなく、「子どもの権利」についての理解を深め、子どもの話を聴き、説明し、対話を大事に活動をしていっていただけたらと思います。


【本リーフレット活用の際に大事にするポイント】
●このリーフレットは、一人ひとりの子どもを権利行使の主体とし、一人ひとりの子どもの権利を平等に保障するという理念を土台に作成し、運用するものです。
●「コーチ(おとな)からの約束」という位置づけとなります。子どもが守る約束ではなく、おとなが守る約束を述べています。
●子どももおとなも一人ひとり持っている権利(基本的人権)があり、さらに子どもは子どもとして生きるために絶対に必要な権利「子どもの権利」を持っています。
●あえて「大人」を「おとな」と表記することに大きな意義があります。「大きな人」と表記するのではなく、「おとな」と表記し、それを目にすることがおとなにとって優位性からの脱却を図る必要性を認識する分岐点になると考えています。
●「差別されない」とはどういうことかを説明できるようにおとなは準備しなければなりません。文字にすると長くなるかもしれないので、口頭でもよいので説明することは「看板」だけにしないためにもとても重要です。例えば、「人はみんないろいろな部分が違っている。肌の色、身長、体重、できること、できないことなど違っていることはいっぱいある。それは当たり前のこと。なにもおかしいことではないよ。誰かと比べなくていい。それは大事にされていいことだよ」という言い方もできます。
子どもの権利条約の第2条「すべての子どもは、みんな平等に この条約にある権利をもっています。子どもは、国のちがいや、男か女か、どのようなことばを使うか、 どんな宗教を信じているか,どんな意見をもっているか、心やからだに障がいがあるかないか、お金持ちであるかないか、親がどういう人であるか、などによって差別されません。」(子どもの権利条約 日本ユニセフ協会抄訳)差別が何かをコーチが具体的に意識できることが重要となります。
●コーチは、「子どもにとって一番よいことを考える」ときに、子どもの意見を聞き、反映させる、応答する責任(一緒に考えることを含む)」を意識することが必要です。
●子どもの意見表明権(子どもの権利条約第12条)に触れています。おとなは「聴く」だけでなく、「子どもと一緒に考える」「説明する」ことなどを含める応答責任があります。
●セーフガ-ディングでは活動における環境面の安全確保(熱中症対策や、危険物がないようにする、など)も重要な要素です。
●今回このリーフレットに含めることができませんでしたが、子どもにどんな時に相談をして欲しいか、相談して欲しい内容をあらかじめ具体的に子どもに伝えることも大切です。「困ったことがあれば、相談してください」と言っても、子どもにとって「困ったこと」とカテゴライズされてしまうと、その「困った」ということがわからないこともあり、具体例をいくつかあげることが相談しやすい環境に繋がります。(具体的な例:ケガをした/練習に来るのが(参加するのが)つらくなった/他の子やおとなからいやなことをされた・言われた/コーチが約束を守らなかった、など)
●セーフガーディングオフィサー(担当者)に、優位性の強い直接のコーチだけがいるのではなく、その他に目に見える形で担当者が居て、さらに窓口が設けられているということが重要です。

※リーフレット作成時に 認定NPO法人 CAPセンター・JAPAN さんからいただいたフィードバックをもとに上記のポイントを作成しています。


本リーフレットをご活用いただいた皆さんも、活用しながら気づいた点や、こうしたらもっと良くなる、などのアイディアがございましたら、ぜひご共有いただけると嬉しいです。その他、本リーフレットの活用に関するご質問などお気軽に以下までご連絡ください。

お問い合わせ

一般社団法人 S.C.P. Japan(担当:井上・橋本)
TEL:090-9974-1012/Mail:info@scpjapan.com

【告知】おおくわこども食堂コラボレーションイベント「動こう!遊ぼう!楽しもう!」開催のお知らせ

2年前より年末に開催させていただいております、おおくわこども食堂さんとのイベントを今年は夏休みの時期に実施させていただきます!年齢、性別等に関係なく誰でも楽しめる「ウォーキングフットボール」をし、みんなで昼食を食べましょう!是非多くの方のご参加をお待ちしております!

※こちらのイベントは「BreakTalks」のオフラインイベントとしての企画になります。

■日時:2023年8月19日(土) 11:50〜14:20
・運動タイム(11:50~12:50):ウォーキングフットボール
・昼食タイム(12:50~14:20):昼食・団欒

■場所:mark sports community 〒921-8844 石川県野々市市堀内4-70(ゲンキー堀内店跡地)

■内容:
<運動タイム(11:50〜12:50):ウォーキングフットボール>
年齢、性別、障がいの有無に関わらずみんなで一緒にウォーキングフットボールを楽しみます。
※ウォーキングフットボールとは、歩いて行うサッカーのことです。

<昼食タイム(12:50〜14:20):カフェスペースでの昼食・団欒>
今年は夏に開催ということでカフェスペースがお祭り会場に変身!?
運動後にみんなでご飯を食べましょう!
※アレルギー対応はしておりません。

■参加対象:
年齢問わず誰でも(定員30名)
※障がいの有無や性別に関わらずどなたでもご参加いただけます!
※親子でのご参加大歓迎!

■参加費:無料/昼食代:子ども無料、大人300円

■その他:
・プログラム中のケガや事故に対する保険は主催団体が加入いたします。
・参加のお子様にはシューズのプレゼントがあります。
・本イベントはazbil みつばち倶楽部様にご支援いただいているBreakTalksの一環で開催しております。

共催:おおくわこども食堂
協力:mark sports community

※申込み締切:8月17日(木)18時まで
※定員に達し次第申込み受付を終了します。
※上記お申込みフォームよりご入力が難しい方は、info@scpjapan.com宛にメールまたは、080-3559-8485までお電話ください。

【告知】「スポーツにおけるセーフガーディング基礎研修」全三回を開催。安心・安全なスポーツ現場をつくるためのセーフガーディングの基礎を学びます。

スポーツ現場で子どもの権利を守るための正しい知識と適切な関わり方を学ぶことで、すべての子どもたちが生き生きと参加できるスポーツの場を共に作りましょう。

一般社団法人S.C.P. Japan(以下「S.C.P. Japan」と表記)は、スミセイコミュニティスポーツ推進助成を受け、2022年度と2023年度の2年間、スポーツにおける⼦どもの権利と⼈権を守るセーフガーディングの事業を実施しています。この度、NPO法人 CAPセンター・JAPAN様にご協力いただき、弁護士でジャパンセーフスポーツプロジェクトの代表を務める杉山翔一氏の監修のもと「スポーツにおけるセーフガーディング基礎研修」のカリキュラムを開発し、本カリキュラムを活用した研修会(全三回、各セッション90分)を開催することになりました。

これまでS.C.P. Japanでは、海外の専⾨家を招いたセーフガーディングワークショップの開催や、S.C.P. Japanのスタッフが講師となり、スポーツ団体の皆さまにセーフガーディング研修を実施してきました。2023年2月には、私たちが実施する草の根スポーツ現場の取り組みを、日本スポーツ仲裁機構主催の「第19回スポーツ仲裁シンポジウム」でご紹介させていただきました。また、国内外の団体と連携し、セーフガーディングの大切さを啓発するキャンペーンに参加をするなど、情報発信にも努めてきました。

そして、こうした活動を通じて、スポーツに関わるより多くの方々と、安心・安全なスポーツ現場を一緒に作っていけたらと思い、この度、草の根団体としては日本で唯一、スポーツ現場に特化した「セーフガーディング基礎研修」を実施することになりました。基礎研修で使用するカリキュラムは、専門家の皆さまにご協力いただき、「子どもの権利」を中心に据え、日本の文化や規範に考慮したカリキュラムとして開発されました。この度、できあがったカリキュラムを研修の場でようやく皆さまにお届けできることを⼤変嬉しく思います。

今回開催する研修では、様々なレベルのスポーツ組織で働く方々や、子どものスポーツ現場に関わるあらゆるおとなや保護者の方々に、スポーツ組織として安心・安全を含む「子どもの権利」をどのように守ることができるのか(セーフガーディング)について学んでいただきます。研修は、講義だけでなく、アクティビティやグループワークも行いながら、参加者の皆さまにより主体的に学んでいただけるような内容となっています。ぜひ、皆さまのご参加をお待ちしております。

スポーツにおけるセーフガーディング基礎研修の概要



1.日程:
セッション1:8月7日(月)19:30〜21:00
セッション2:8月21日(月)19:30〜21:00
セッション3:9月4日(月)19:30〜21:00

2.内容:
①セッション1
・セーフガーディングとは(背景・定義)
・安心・安全を脅かすこと・行為
・スポーツの現場で安心・安全が脅かされている例
・あらゆる形態の暴力や抑圧が容認・黙認・温存されてしまうスポーツ界の特徴

②セッション2
・人権とは/子どもの権利とは何か
・子どもに対するマルトリートメント(不適切な関わり)の見えにくさ
・子ども(選手)とおとな(指導者)の心理状態
・安心・安全を脅かす行為(人権侵害)をなかったことにしないために
・相談をされた時にあなたにできること

③セッション3
・セーフガーディングと力の不均衡
・セーフガーディングでやるべきこと

各セッションの最後には、質疑応答の時間を設けています。

3.講師:
井上由惟子(S.C.P. Japan)
元女子サッカー選手。引退後はJICA協力隊の体育隊員として2年間ブータンで過ごし、帰国後は日本サッカー協会や日本障がい者サッカー連盟などで勤務し、筑波大学大学院「スポーツ国際開発学共同専攻」の修士課程を修了。2020年一般社団法人S.C.P. Japanの設立に関わり、団体内のセーフガーディングポリシーの策定や相談窓口の設置などを担当。スポーツ関連団体向けのセーフガーディング研修の講師も務める。

4.参加対象:
セーフガーディングに関心のある方、組織でセーフガーディングオフィサーを任されている方・またはこれから任される可能性がある方、スポーツ現場で子どもの周りで活動されている方・保護者、安心・安全なスポーツの環境づくりに関心のある方、安心・安全な指導のあり方を学びたい方 など
※原則全ての回に参加できる方
※定員:25名(定員に達し次第申込受付を終了いたします。)

★本研修を通じて参加者の皆さまと一緒に目指したい姿
・子どもの権利を守りながら、子ども・選手の力を最大限発揮させることのできる、またはそのために努力することができる
・子ども・選手以外にも、弱い立場におかれている人に対して、アライとして自分の力と特権を使うことができる
・アクティブバイスタンダーとして、見て見ぬふりする傍観者ではなく、何かしらの行動を起こすことができる
・上記の事項を通して、スポーツ現場を安心・安全なものにし、スポーツの価値を守り続けることができる

5.方法:オンライン開催「Zoom」(オンライン会議システム)を使用

6.参加費:4,400円(税込)
※団体より5名以上参加の場合は10%の団体割引あり

7.お申し込み方法:
こちらのURLからお申込みください。
https://forms.gle/XjG1qWFd7QGyxAmK8
締め切りは2023年7月31日(月)18:00です。


<その他確認事項>
・原則全ての回にご参加をお願いいたします。当日体調不良等、やむを得ず参加ができなかった参加者の方には後日録画映像の共有などを検討いたします。
・研修中はブレイクアウトルーム機能を用いたグループワークなどがあります。可能な限りそちらに参加できる状態で当日ご参加いただけますと幸いです。
・定員になり次第申込受付を終了いたします。
・お申し込みいただいた皆さまに、参加費のお支払い情報をご連絡させていただきます。お支払いが確認でき次第ZoomのURLをお知らせさせていただきます。

※本事業は、スミセイコミュニティスポーツ推進助成を受け実施しています。

研修開発協力団体、監修者よりコメント

「スポーツにおけるセーフガーディング基礎研修」の内容作成にあたり、NPO法人 CAPセンター・JAPAN様のご協力と、弁護士でありジャパンセーフスポーツプロジェクト代表の杉山翔一氏のご監修をいただきました。

協力:NPO法人 CAPセンター・JAPAN
スポーツの現場で子どもと関わりながら、「なんとかしたい・・・」「何ができるだろう・・・」と考えている方にお勧めです。団体から複数名の参加もお勧めしたい!子どもの権利が “当たり前” に守られることで、子どもがスポーツを楽しみ、自分の力を発揮できる安心・安全な環境が実現できます!すべてのスポーツ関係者の皆さんが、セーフガーディングの考え方を学び、共通認識にして、それぞれの現場で活用していってくださることを期待しています。
https://cap-j.net/


監修:杉山 翔一氏(弁護士、ジャパンセーフスポーツプロジェクト代表)
あらゆる形態の虐待や差別のないスポーツ環境(セーフスポーツ)を実現するためには、スポーツに携わるすべての人がセーフガーディングの考え方を身につけることが必要です。この研修が一人でも多くの人に届けられ、セーフスポーツを実現するための仲間の輪が広がっていくことを願っています。
https://safesportproject.mystrikingly.com/


S.C.P. Japanのセーフガーディングの取り組み

■S.C.P. Japanのセーフガーディングポリシー
https://scpjapan.com/aboutus/safegurdingpolicy

■S.C.P. Japanがセーフガーディング研修を実施させていただいた団体一覧:
・ジェフユナイテッド市原・千葉アカデミー様
・ファジアーノ岡山アカデミー様
・株式会社明日葉様
・桃山学院教育大学様
・ガンバ大阪アカデミー様

■本件に関するお問合せ先
一般社団法人 S.C.P. Japan 井上・橋本
電話:090-9974-1012 メールアドレス:pr@scpjapan.com

【お知らせ】体制変更のお知らせ

一般社団法人S.C.P.Japanの活動に日頃より多大なるご支援を賜りありがとうございます。

当団体は、2020年2月の設立当初から、井上由惟子、野口亜弥の2名を共同代表とし、法人運営をして参りましたが、2023年6月1日より、代表は野口亜弥の1名体制で運営していくこととなりました。

ご報告申し上げます。

今後とも何卒よろしくお願い致します。

【告知】2023年度 Find Fun スポーツ教室 (障がいのあるお子様に寄り添ったやさしいスポーツ教室)開催のお知らせ

2022年7月より開始した「Find Fun スポーツ教室 〜障がいのあるお子様に寄り添った、やさしいスポーツ教室〜」を2023年度も引き続き開催させていただくこととなりましたのでお知らせいたします。以下プログラム概要をご確認いただき、皆さまからのお申し込みお待ちしております。



■イベント名:
Find Fun スポーツ教室
〜障がいのあるお子様に寄り添った、やさしいスポーツ教室〜

■内容:
スポーツをみんなで思いきり楽しむ教室です。いろいろなレクリエーションやスポーツを知ったり・体験したりして、「動くこと」「人と関わること」「新しいことをやってみる」ことなどの楽しさを参加者の皆さんに感じていただきたいと思います。
でも・・・調子がのらない日には無理しなくて大丈夫!本人がやりたくないことを無理矢理やらせたり、嫌なことを言ったりしません。周りの友達の活動の様子を「見て」楽しむのだってスポーツ!
この教室では、ありのままの自分でみんなが安心していられる「居場所」を皆さんとつくっていきたいと思います。

■日程:全10回(日曜日開催) 12時30分〜13時30分 ※昨年度から開催時間が変わりました。
5月21日, 6月11日, 7月23日, 8月27日, 9月24日,10月29日, 11月26日, 1月21日, 2月25日,3月24日

※全日参加/お試し参加お選びいただけます
※会場の都合やプログラムの内容等により会場が変更となることがあります。

■会場:リアクション柏
(千葉県柏市千代田2-11-7カワチ薬品柏中央店2階 ※柏駅より徒歩12分)
※会場変更の場合は、柏市または流山市内の体育館や運動施設を確保します。

■参加対象:

・知的障がい、発達障がい、精神障がい等のある人、またはそうかも?と感じている人
・年齢:6歳〜18歳
・性別:女性*

※出生時に割り当てられた性別が女性の方、または出生時に割り当てられた性別に関係なく性自認が女性の方やそうかも?と思っている方

(一人で参加が不安な時は「親子で参加」「兄弟姉妹で参加」も大歓迎!!)

■募集人数: 15名ほど

■参加費: 無料

■応募方法:

① オンライン申込みによる応募(以下のボタンより申込みフォームへ飛べます)


② 本フォームでのお申込みが難しい方は、以下の「連絡先」へご連絡ください。
連絡先:一般社団法人 S.C.P. Japan(担当:繁浪・井上)
TEL:090−9974−1012
MAIL:play@scpjapan.com

■主催:一般社団法人 S.C.P. Japan(https://scpjapan.com/
「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」というビジョンの下、スポーツを通じた教育・研修・人材育成・国際協力事業等を行い共生社会を推進する活動をしています。

■協力:筑波大学体育系アダプテッド体育・スポーツ学研究室

【告知】令和5年度「ハッピースポーツ教室」開催のお知らせ

2021年から千葉県・柏市で開始した「ハッピーサッカー教室」が今年度も「ハッピースポーツ教室」として開催することが決定いたしました!

■イベント名:ハッピースポーツ教室

■趣旨:障害の有無、性別、経済レベル、人種等に関係なく誰でも参加できる運動遊び(サッカーなど)を行いながら「リスペクト」「チームワーク」「チャレンジ」の3つのキーワードを学んでいく。そして、誰もがハッピーにプレーするためにはどうしたらよいのか考える機会となることで、自他ともに尊重する心と他者と共に生きる力を育む。

■日程(予定):全10回(日曜日開催) 10時30分〜12時(10時受付開始)

2023年5/21(日)、6/11(日)、7/23(日)、8/27(日)、9/24(日)、10/29(日)、11/26(日)
2024年1/21(日
)、2/25(日)、3/17(日)
※全日参加/お試し参加お選びいただけます

■会場:リアクション柏(千葉県柏市千代田2-11-7カワチ薬品柏中央店2階 ※柏駅より徒歩12分)

■参加対象:4さい以上の未就学児・小学生(対象年齢以外の方でも相談可)
※女の子、経済的にスポーツ活動等に参加が難しいと考えている方、障がいがあることを気にされている方、運動が苦手な方など気にせずOK!だれでも大大大歓迎です!

■募集人数: 20名ほど

■参加費:   無料

■応募方法:
① オンライン申込みによる応募(本フォーム)


② 本フォームでのお申込みが難しい方は、お問合せ事項に記載の「連絡先」へご連絡ください。

■主催:一般社団法人 S.C.P. Japan(https://scpjapan.com/
「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」というビジョンの下、スポーツを通じた教育・研修・人材育成・国際協力事業等を行い共生社会を推進する活動をしています。
■協力団体(会場提供):リアクション柏(https://www.reaction-kashiwa.com/
■助成団体:子どもゆめ基金

※お申し込みは先着順となります。お早めにお申し込みください。

■お問い合わせ
一般社団法人 S.C.P. Japan(担当:繁浪・吉田)
TEL:080−3559−8485  
MAIL:play@scpjapan.com
WEB:https://scpjapan.com/

【報告】第7回Break Talks「テーマ:誰もが楽しめるボルダリング」(2023.3.8)国際女性デー特別企画

3月8日(水)の国際女性デーに、第7回BreakTalksを開催しました。今回は国際女性デー特別企画として、住友商事株式会社(以下、住友商事)(※1)が共催。ゲストに、東京2020オリンピックの日本代表で住友商事が応援しているプロクライマーの原田海(はらだ かい)選手をお招きし、19人の参加者とともに、「誰もが楽しめるボルダリング」をテーマに対話をしました。

原田選手は、2018年の世界選手権ボルダリング種目で優勝を飾り、東京2020大会でも日本代表として出場するなど、国内随一の才能を持つ選手として活躍しています。「自分に打ち克つ」ことを信条とし、日々セルフプロデュースを実践する他、クライミングの魅力を広めるためにさまざまなメディアでの発信も行っています。

イベントは原田選手とモデレーターの折目真地さん(S.C.P. Japan)のトークセッションから始まりました。原田選手は競技を続ける傍ら、クライミングの普及活動もされているそうで、「ボルダリングがスポーツクライミングの中の3つの競技のうちの1つで、道具を一切使わず、高さ4メートルから5メートルの壁を自分の身体のみで登る競技である」と、基礎知識を参加者に共有しました。

原田選手は幼い頃に、偶然立ち寄ったクライミング施設で、性別や年齢などに関わらず誰もがクライミングを楽しんでいた様子を見てクライミングに惹かれたよう。「競技が始まる前に登るルートを下見し、選手同士が登り方を話し合う時間が、クライミングの特徴であり、魅力である」と語りました。

母子家庭で育った原田選手にとって、クライミングとの出会いは特別でした。「家で一人でいる時間が長くつらい時もありましたが、クライミングに出会ってジムで仲間と練習をして、夢中になれる時間が作れた」とのこと。子どものサポートをしている非営利団体と積極的に関わるのも、子どもたちに夢中になれるものを持ってもらいたいとの思いがあるとのことでした。

また、クライミングは、男女の差をあまり感じにくい競技のようで、「同じクライミングの課題を前にしても、女性の方がパフォーマンスが高いことも良くある」と原田選手。クライミングは女性もチャレンジしやすい競技であることが伺えました。

トークセッションの後は、パネルディスカッションが行われ、障がい者のクライミング普及活動をしているNPO法人モンキーマジックの白井唯さんとS.C.P. Japanで障がいのある女の子の運動プログラムを担当している井上由惟子さんの2名が加わりました。

モンキーマジックは「見えない壁だって超えられる」をモットーに、視覚障がいの方を対象としたクライミングスクールとして始まり、今は多様な障がいのある方にも参加いただいているそうです。白井さんは「視覚障がいのある方は、手で握るホールドの位置や色が見えないのでHKK(方向・距離・形)という独自の手法でホールドの位置を伝えている」と紹介しました。

一方で、障がいのある女の子が運動に参加することが難しい状況にあると井上さんは感じています。S.C.P. JapanのFind Funスポーツ教室は、知的障がい、発達障がいのある女の子のためのスポーツ教室です。「障がいのある子ども向けの運動教室をすると男の子の参加が圧倒的に多い。女の子に特化したプログラムを始めたところ、毎回10人程度の参加者が来てくれている」と、障がいのある女の子へは異なるアプローチが必要であったと話しました。

原田選手は「運動能力や性別に関わらず、強い選手も沢山いる」とクライミングの特徴を教えてくれました。みんなで助け合い、競技をしながらも、個々の特徴に合わせてチャレンジできる空間があるクライミングの魅力が紹介されました。

最後に、運動の場が楽しくあるここと、そして安全・安全に自分らしいチャレンジが積み重ねられる場所を提供していきたいとディスカションが締めくくられました。

S.C.P. Japanは、BreakTalksを通して今後も多様なゲストや様々な活動を紹介し、多様な人々が集まる場となることで、多様性や共生社会についてより深く考えるきっかけを作りたいと考えています。

今回のイベントは、住友商事株式会社(以下、住友商事)にご協力いただき実施にいたりました。S.C.P. Japanが住友商事の「100SEED」(※2)に所属するメンバーから、営業資料の作成をサポートいただいたことがきっかけです。

■住友商事プロボノチームのS.C.P. Japanへのご支援に関する詳細はこちら:

本企画を実施するにあたり、参加を快くお引き受けいただきました原田選手、白井さん、協力団体としてご尽力いただきました住友商事の皆さま、手話通訳者様、そしてご参加いただきました参加者及び関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

※1 住友商事は2018年よりゴールドスポンサーとして、公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会に協賛。2019年からは、原田海選手とスポンサー契約を結んでいます。

スポーツクライミング | 住友商事 (sumitomocorp.com):

https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/special/climbing

※2 住友商事の「100SEED」

世界各地の住友商事グループ社員が、「良質な教育」をテーマに、自ら対話し、積極的に参加することで、それぞれの地域社会の教育課題の解決に取り組む社会貢献活動プログラム

【S.C.P. Japan求人】スタッフ募集のお知らせ

一般社団法人 S.C.P. Japanは事業の拡大に伴い、私たちとともに歩んでくださる仲間を新たに募集させていただくこととなりました。

スポーツを通じた社会課題の解決や、スポーツをきっかけに多様な人たちが集まり対話できる場所を創る、そのようなことにご関心のある方にご検討をいただけますと幸いです。

私たちの活動

私たちは「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」というビジョンの下、国内外の団体と協力しスポーツを通じた様々な活動を行っています。それらの活動を通して、共生社会の推進を目指しています。

大切にしていること

・自分らしさを大切に、互いを認め助け合いながら活動をすること
・自分にとっても、誰かにとっても安心できる居場所を目指すこと
・「与える/与えられる」関わりではなく、共に「つくる」関わりを大切にすること
・楽しむこと

募集(1)プロジェクトスタッフ

■形態:業務委託またはパートタイム契約
■期待するスキル:
・基本的ビジネススキルがある方(メール、電話、資料作成など)
・以下のいずれかの関心がある方
 ージェンダーやセクシュアリティに関する業務
 ー運動プログラムやインクルーシブな場作りに関する業務
 ースポーツ現場の人権保護に関する業務
 ースポーツを通じた国際連携・国際協力に関する業務
・英語でのコミュニケーションが可能な方(メール、資料作成など)は望ましい。
・出張などにもご対応できる方
・週1回~2回程度、都内及びその周辺で対面の活動ができる方
■定員:1名~2名
■期間:雇用された月〜2024年3月 
※月平均64時間~96時間程度(月によって変動があります。)
■待遇:相談の上決定、交通費実費支給
■内容:
・プロジェクトマネージャーのサポート業務
・団体運営に関する業務の補助

※面接時に詳細をお話いたします。
※正社員として希望される方はご相談ください。

募集(2)バックオフィススタッフ

■形態:業務委託またはパートタイム契約
■期待するスキル:
・基本的ビジネススキルがある方(メール、電話、資料作成など)
・以下のいずれかの関心がある方
 ージェンダーやセクシュアリティに関する業務
 ー運動プログラムやインクルーシブな場作りに関する業務
 ースポーツ現場の人権保護に関する業務
 ースポーツを通じた国際連携・国際協力に関する業務
・英語でのコミュニケーションが可能な方(メール、資料作成など)は望ましい。
・週1回~2回程度、都内及びその周辺で対面の活動ができる方
■定員:1名
■期間:雇用された月〜2024年3月 
※月平均64時間~96時間程度(月によって変動があります。)
■待遇:相談の上決定、交通費実費支給
■内容:
・団体事務局業務

※面接時に詳細をお話いたします。

採用までの流れ

  1. 応募・書類審査(Google form)
  2. 履歴書提出・面接
  3. 開始

以下フォームでお申込み後、すべての方に合否の結果をメールにて連絡します。Google formでの書類審査に合格した方のみに面接の案内を致します。

<申し込みフォーム>

以下フォームよりお申込みください。

https://forms.gle/kcVAcKLYajzeQi4Y8

S.C.P. Japanと野村HDが協働で実施する大学女性アスリート向け「ライフプランとお金の話」セミナーの第2弾を、3月7日に開催しました!経済的自立に焦点を当て、女性アスリートのエンパワーメントを目指します。

一般社団法人S.C.P. Japanは、2022年度、野村ホールディングス株式会社(以下、野村HD)様と、パートナー企業として、協働しています。昨年8月には、協働事業である大学女性アスリートの経済的エンパワーメントを目指す「ライフプランとお金の話」セミナーのパイロット事業をスタートしました。

詳細はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000105291.html

本事業は、若い女性が自立して豊かな人生を送ることを目的とし、経済的な自立をサポートする研修を野村HD様にお願いさせていただいています。2022年、世界経済フォーラムの「ジェンダーギャップレポート」では、日本は146か国中116位に位置し、特に「経済」と「政治」の分野におけるジェンダー平等の実現が課題であることが指摘されています。

多様な女性たちが「自分らしい未来」を歩んでいくために、経済的自立は重要な要素の一つです。SCP Japanは野村HDと共に、若い世代の女性アスリートがお金について正しい知識を持ち、考えることのできる場を増やしていきたいと考えています。

今年の3月7日には、第2弾として、日本女子体育大学の女子サッカー部に所属する11人へ「ライフプランとお金の話」セミナーを実施しました。

講師は、前回に引き続き、野村HDサステナビリティ推進室DEI推進課⻑の⼤⾕英⼦さんと同課所属の岩崎真理さんに務めていただきました。

「100万円あったら何に使いますか?」という質問からセミナーはスタート。参加者からは、家のリフォーム、海外旅行、免許の取得、1人暮らし、貯金などの回答が上がりました。

大谷さんは、その上で「どんな将来にしたいのか?」の理想を現実にするために、「行動の自立」「キャリアの自立」「経済的自立」が必要であることを共有。男女間の賃金格差にも触れながら、大学生にとって関連のある初任給や家計管理、お金を借りることについて解説しました。

後半は、岩崎さんより、お金を貯める・殖やすという「資産形成」についてのお話がありました。物価が高騰し人々の生活が苦しくなる中で、どのようにして賢くお金を運用すれば良いのか、投資をする上でのポイントやリスクについて共有しました。


参加した11人の学生たちは、投票機能を用いた質問に答えたり、理想のライフプランの実現のためにかかるお金を計算するワークに取り組みました。セミナーの最後には、「物価高はいつ止まるのか」や「少子高齢化社会で、個人としてどのような対策をしていけば良いのか」など、最近のお金にまつわるニュースに関連した質問も上がり、大学生のお金への関心の高さや不安もうかがえた時間となりました。

【参加した学生からのコメント】

・「今は、将来のためにお金を貯めたり、保険のことを考えていないので、考えて行動する事を促してくれた」(大学1年生)

・「これからのライフプランにかかるお金のことをしっかり知ることができたし、お金の動きを学ぶことができた」(大学2年生)

・「投資信託や預金、株式、債券について深い知識を学ぶことができたので、今後に生かしていきたいと思った」(大学3年生)