【告知】開発と平和のためのスポーツ国際デー特別ウェビナー開催!

この度4月6日の「開発と平和のためのスポーツ国際デー」を祝して特別オンラインイベントを開催いたします!

開発と平和のためのスポーツ国際デーとは?

4月6日は国連が定めた「開発と平和のためのスポーツ国際デー(International Day of Sport for Development and Peace: IDSDP)」です。スポーツの平和と開発を促し、寛容と相互理解を育む側面に着目して開発と平和に資するスポーツの活用について啓発をする日と定められています※1。S.C.P.Japanも開発と平和のためのツールとしてのスポーツの可能性に着目し、スポーツを通じた共生社会創りを推進しています。

本企画は、実際に社会課題の解決のための手段としてスポーツを活用する実践家3名(予定)と国内で唯一開発と平和のためのスポーツ(Sport for Development and Peace:SDP)の専門人材を育成する大学院プログラムを有する筑波大学スポーツ国際開発学共同専攻※2(修士)にて教員を務める山口拓氏を招いて、SDPの実践家の活動や今後、活動が期待できるフィールド、そして専門人材を育成することの重要性について議論します。

※1 国連広報センターウェブサイト参照
※2 筑波大学・鹿屋体育大学・独立行政法人 日本スポーツ振興センター三機関の共同専攻

イベント名:
開発と平和のためのスポーツ国際デー特別ウェビナー 

テーマ:
開発と平和のためのスポーツ:専門人材の必要性とその活動フィールド

日時:2021年4月6日(火)20:00-21:15

■方法:オンライン開催「Zoom」(オンライン会議システム)を使用

参加費:無料(※当日は手話通訳が入ります)

お申し込み方法:
お申し込みいただいた方に追ってイベントのZoom URLをお送りします。

パネリスト: 

山口 拓 氏 (筑波大学体育系助教)

UNESCO IPL専門家。スポーツ国際開発(IDS/SDP)の実践者として、WOAアジア・オセアニア地域事務所ディレクター、JICA・UNTAETスポーツ政策専門家、(特活)ハート・オブ・ゴールドの理事・事務所長、JICAプロジェクトマネージャーなどでの15年以上の現場勤務を経て、2012年から現職。2016年にロイヤル・モニサラポン勲章大十字章を受勲。
【主な領域】
IDS/SDPにかかる人材育成、IDS/SDPの功罪に関する開発人類学的研究、QPE支援およびIDS/SDP手法及び評価に関する実践的研究など。


坂口 麻衣 氏(日本スポーツ振興センター情報・国際部プログラムオフィサー)

愛知県出身。2019年2月より、独立行政法人日本スポーツ振興センター情報・国際部でプログラムオフィサーとして、アジアとの連携業務、自治体のスポーツ国際展開支援業務に従事。UNESCOユース&スポーツ事務局メンバー。 2018年筑波大学体育学専攻修了(スポーツ社会学)。 FIBAのBasketball for Goodのプログラムにおけるインターンや、ラグビーワールドカップ2019の際に行われたChildfund Pass It Backのマスターコーチとして参加するなど、スポーツ団体の行う社会課題解決のためのプログラムを中心にスポーツと開発分野に関わる。 「スポーツを通じてよりよい社会を、そしてよりよいスポーツ環境を」の実現を目指し、日々奮闘中。


篠原 果歩 氏(ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団マネージャー)

京都府出身。現在、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団の助成事業マネージャーとして日本を拠点に活躍。UNESCOユース&スポーツ事務局メンバー。学生時代から「スポーツを通して豊かな社会を形成する」を軸にキャリア構築を進め、2018年3月に筑波大学国際スポーツ開発学共同専攻を修了し、国際パラリンピック委員会・アギトス財団で子ども・若者向けパラリンピック教育の教材開発および国際展開に従事。約35カ国のパラリンピック委員会や組織委員会のメンタリングや東京2020パラリンピックで開催される I’mPOSSIBLEアワードの立ち上げを主事し、2021年2月から現職。


井上由惟子(S.C.P. Japan共同代表バルサ財団日本プロジェクトコーディネーター

現在、S.C.P.Japan共同代表やバルサ財団日本プロジェクトの日本コーディネーターとして活動中。UNESCOユース&スポーツ事務局メンバー。
2006年−2011年ジェフユナイテッド千葉レディースに所属しなでしこリーグでプレー、2012年アメリカのセミプロリーグでプレー後に引退をした元女子サッカー選手。引退後は2015年青年海外協力隊→2017年日本サッカー協会などの経験を経て、2019 年に筑波大学スポーツ国際開発学共同専攻に入学し、スポーツ国際開発学を学びながら、スポーツを通じたダイバーシティ&インクルージョンについて実践及び研究を行っている。


※パネルディスカッションのモデレーターはS.C.P. Japan共同代表 野口(専門:スポーツと開発/スポーツとジェンダー・セクシュアリティ)が務めます。