【告知】「スペシャルイベントin金沢」開催のお知らせ

この度12月26日(日)と12月28日(火)に石川県金沢市にて、S.C.P. Japan主催のイベントを実施することとなりました。北陸地方で行う初めての活動となります。ダイバーシティ&インクルージョンを推進するという目的の下、2日間の中で様々な地域団体と連携をしプログラムを実施して参りますので、是非多くの方のご参加をお待ちしております!

■プログラム①(12月26日):
『なでしこ「夢」イベント』 〜女の子の夢から限界をなくそう〜

■趣旨:女子サッカーの普及と環境を整備することを目指し、女性アスリートのキャリアについて考え、スポーツによる「ダイバーシティ*とソーシャルインクルージョン*」を働きかける機会として実施する。

(*1) ダイバーシティ:性別や人種、年齢,性格、性的指向、学歴、価値観などの多様性を受け入れ、多様な人材を積極的に活用しようという考え方
(*2) ソーシャルインクルージョン:すべての人々を孤独や孤立、排除や摩擦に対し、社会全体で援護し、健康で文化的な生活につなげ、社会の構成員として包み支え合おうという考え方

日時:2021年12月26日(日)14:30〜16:00(14:00受付開始)

場所:金沢城北市民運動公園内「金沢プール・会議室」(〒920-0012 石川県金沢市磯部町ハ55)

内容:
元なでしこリーガー2名によるキャリアトークとパネルディスカッションにより、子どもたちに夢に向かって努力することの大切さを伝えると共に、女性のキャリアについて考える。

■参加対象:小学校高学年以上の選手、または、女子スポーツに関わる指導者

■参加費:無料

■定員:20名

■ゲスト:
・繁浪 由希(金沢市出身、元なでしこリーガー、現幼稚園教諭、一般社団法人S.C.P. Japan理事)
・井上 由惟子(千葉県出身、元なでしこリーガー、元JICA海外協力隊、一般社団法人S.C.P. Japan共同代表)

後援:金沢市、金沢市サッカー協会、テレビ金沢、北國新聞社
協力:ヘミニス金沢フットボールクラブ、かなざわ千木接骨院
支援:アニタ・ホワイト財団

※申込み締切:12月17日(金)18時まで
※定員に達し次第申込み受付を終了します。
※上記お申込みフォームよりご入力が難しい方は、info@scpjapan.com宛にメールまたは、080-3559-8485までお電話ください。


■プログラム②(12月26日):
バルサ財団「FutbolNetプログラム」の実践と紹介

趣旨:スペインのバルサ財団が提唱する共生社会に必要な価値観(敬意・努力・チームワーク・謙虚・野心)を、「FutbolNetプログラム」(レクリエーションスポーツ/運動遊び)を通じて子どもたちに伝えると共に、「FutbolNetプログラム」について子どもと関わる大人(スポーツ指導者等)の方々にご紹介します。

日時:2021年12月26日(日)17:30〜19:00(17:00受付開始)

場所:金沢城北市民運動公園内「あめるんパーク」(〒920-0012石川県金沢市磯部町ロ25-1)

■内容:子ども達にはレクリエーションゲームやスポーツのアクティビティを通して価値観を学ぶ「FutbolNetプログラム」を体験していただき、見学者に対しては子どもの活動をご見学いただきながらプログラムについての簡単な解説をさせていただきます。

参加対象:小学校3~6年生
(性別、運動の得意不得意、障がいの有無等に関係なく、対象学年の範囲であればだれでも参加OK)

参加費:無料

定員:20名 その他、指導者・保護者の見学可

後援:金沢市、金沢市サッカー協会、テレビ金沢、北國新聞社
協力:ヘミニス金沢フットボールクラブ、かなざわ千木接骨院
支援:アニタ・ホワイト財団

※申込み締切:12月17日(金)18時まで
※定員に達し次第申込み受付を終了します。
※上記お申込みフォームよりご入力が難しい方は、info@scpjapan.com宛にメールまたは、080-3559-8485までお電話ください。


■プログラム③(12月28日):動こう!走ろう!遊ぼう!*

(*1) こちらのイベントは2021年6月より実施をしている「BreakTalks」のオフラインイベントとしての企画になります。

■日時:2021年12月28日(火) 11:00〜14:00
・第一部(11:00~12:00):子どもを対象とした運動遊び&昼食タイム(12:00~13:00)
・第二部(13:00~14:00):ウォーキングサッカー交流会

■場所:mark sports community 〒921-8844 石川県野々市市堀内4-70(ゲンキー堀内店跡地)

■内容:
<第一部(11:00〜12:00):子どもを対象とした運動遊び>
子どもたちに運動することの楽しさを伝え、運動を通して相手を思いやる気持ちを学びます。運動プログラムの後には集まった参加者と昼食会を開催。
※障がいのあるお子様も女の子も安心してご参加いただけます。

昼食タイム(12:00~13:00):カフェスペースでのお弁当配布・団欒

<第二部(13:00〜14:00):ウォーキングサッカー交流会>
年齢、性別、障がいの有無に関わらずみんなで一緒にウォーキングサッカーを楽しみます。

■参加対象:
・第一部:3歳以上の未就学児~小学生(定員20名)
※保護者の方、3歳未満のお子様もお弁当一緒に食べること可能です!(お弁当:子ども無料、大人300円)
・第二部:年齢問わず誰でも(定員20名)
※障がいの有無や性別に関わらずどなたでもご参加いただけます!

■参加費:無料

共催:おおくわこども食堂
後援:金沢市
会場協力:mark sports community(https://markspo.com/)
支援:アニタ・ホワイト財団

※申込み締切:12月17日(金)18時まで
※定員に達し次第申込み受付を終了します。
※上記お申込みフォームよりご入力が難しい方は、info@scpjapan.com宛にメールまたは、080-3559-8485までお電話ください。

【報告】ジェフユナイテッド市原・千葉アカデミーを対象にセーフガーディング研修を実施いたしました。(2021.9.22)

2021年9月22日(水)に共同代表の野口亜弥と井上由惟子による「セーフガーディング研修」をジェフユナイテッド市原・千葉アカデミースタッフの皆さまを対象に実施させていただきました。

ジェフユナイテッド市原・千葉アカデミーでは、今年からセーフガーディングの取り組みがスタートしており、セーフガーディングポリシーの作成に対する「コンサルテーション」と「研修実施」という形でS.C.P. Japanがお手伝いをさせていただいております。

スポーツの中で起きる暴力・ハラスメントが近年ようやく可視化・問題視をされ始め、国際的なスポーツ組織を筆頭にスポーツ界でもセーフガーディングの取り組みが急速に進んでいます。しかし、日本国内ではまだまだ十分なアクションがなされていません。そのような中で、Jリーグ・WEリーグにも参加するトップチームを有するジェフユナイテッド市原・千葉のような大きなクラブが具体的な取り組みを開始されたことは、今後日本のスポーツを安心・安全な環境にしていくために大きな第一歩と捉えております。

今回の研修はアカデミースタッフ25名ほどにご参加いただき、講義形式で実施をいたしました。人権・子どもの権利のお話を交えながら「セーフガーディング」の意味と必要性をお伝えし、そもそも暴力・ハラスメントとは何か、そしてなぜスポーツの現場に「セーフガーディング」が必要なのか、などポリシーの内容だけを理解してもらうのではなく、スタッフの方一人一人がアクションの必要性を本当の意味で理解し、今後主体的に取り組んでいただけるようお話をいたしました。

S.C.P. Japanは、プレーヤー・指導者・スタッフ、子ども・大人などの立場に関係なく、関わる全ての人が安心・安全に参加できるスポーツ環境を創っていきたいと考えております。そのため、今回ジェフユナイテッド市原・千葉アカデミーの皆さまと連携し、一つ行動を起こせたことを大変嬉しく感じています。ご参加いただきました皆さま、クラブ関係者の皆さま本当にありがとうございました。

今後もS.C.P.Japanは各所と連携をしながら、セーフガーディングの取り組みを続けていきます。
セーフガーディングポリシーの策定や研修の実施などにご関心がある方は是非以下よりお気軽にご連絡ください。

【報告】WEリーグが主催する「第二回WE MEETING」にて講師をさせていただきました。(2021.5.6)

2021年5月6日(木)に一般社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)が主催する「第二回WE MEETING」にて共同代表の野口亜弥が講師を務めさせていただきました。

WEリーグとはWomen Empowerment Leagueの略称であり、今年の9月に開幕する日本初の女子のプロサッカーリーグです。女子サッカー、スポーツを通じて多様性の溢れる社会、女性が輝く社会を実現することが理念として掲げられています。

第二回WE MEETINGでは、「サッカーを通じて女性がエンパワーメントされるとはどういったことなのか」、「誰もが力を発揮できるスポーツ文化をどのように作っていくべきなのか」、そして「多様性が尊重される社会の実現にスポーツはどのように貢献できるのか」について、ジェンダーの視点から選手の皆さんとディスカッションさせていただきました。

WE MEETINGを経て、WEリーグの行動規範である「クレド」の開発が進められています。
日本のスポーツ界の歴史的な瞬間に関われたことは大変嬉しく、光栄な機会をいただき感謝しています。

尚、「第一回WE MEETING」の様子はWEリーグのホームページよりご覧いただけます。

【報告】開発と平和のためのスポーツ国際デー特別ウェビナーを開催いたしました。(2021.4.6)

4月6日は国連が定めた「開発と平和のためのスポーツ国際デー(International Day of Sport for Development and Peace: IDSDP)」です。スポーツを通じた共生社会創りを推進するS.C.P.Japanは、「開発と平和のためのスポーツ国際デー」を祝して特別オンラインイベントを開催いたしました。

イベントでは、「開発と平和のためのスポーツ:専門人材の必要性とその活動フィールド」をテーマにパネルディスカッションを行いました。パネリストとして、開発と平和のためのスポーツ(Sport for Development and Peace:SDP)の専門人材を育成する大学院プログラムを有する筑波大学スポーツ国際開発学共同専攻にて教員を務めていらっしゃる山口拓先生、同専攻の修了生や元研修員であり現在スポーツを活用して社会課題の解決に取り組んでいらっしゃる実践家の坂口麻衣さんや篠原果歩さんをお招きしました。
これに、バルサ財団日本プロジェクトコーディネーターを務めるS.C.P. Japan共同代表の井上がパネリストとして加わり、S.C.P. Japan共同代表の野口のファシリテートのもと、SDPの実践家の活動や今後活動が期待できる分野、そして専門人材を育成することの重要性について議論しました。

【SDPにおける専門人材について、パネリストのお言葉】

「SDPにおける専門人材とは、スポーツの持つ良い面も悪い面も理解したうえで、スポーツが人々にとって出来ることと出来ないことを分析し、課題に対するスポーツの活用を実践できる人だと思います。SDPにはボランティアとして関わる方、プロジェクトに従事する方、助成事業を担当する方などがいらっしゃって、様々な方々が様々な形態で関わっています。今後はSDPに関わる人材をまとめることができる人材が必要だと考えます。
日本では古くから剣道を青少年育成に利用したりお祭りが地域の結束を高めるために活用したりと、歴史があります。必ずしも新しい活動を取り入れることが必要ではなく、今行われている取り組みに価値を見出すことも重要ですし、海外で取り入れられているものを日本に持ち帰ることもできるのではないかと考えています。」
(山口 拓さん 、筑波大学体育系助教)

「スポーツは、ジェンダー、健康など様々な分野の課題解決に活用できます。ただし、同じ課題でも国や地域によって状況も異なり、課題解決におけるスポーツの活用方法も異なります。大学院では、スポーツが社会における課題解決に貢献した一つ一つのケースを体系的に繋げていくことや、これまでのSDPに関する取り組みの教訓を学ぶことができました。SDPについて体系的に学んだ人がいろいろな業界で活躍していくことが大事だと思っています。日本の課題に目を向け、その課題にスポーツをどのように活用できるのか批判的に考えながら、具体的な活動に繋げることが重要だと考えます。」
(坂口 麻衣さん、日本スポーツ振興センター情報・国際部 国際戦略課プログラムオフィサー)

「『Think globally, act locally(地球規模で考え、足元から行動せよ)』への思いから、ドイツに本部を置く国際スポーツ団体からローレウス財団に転職しました。現在は、スポーツを通じて国内の課題解決に取り組む団体への助成事業を担当し、日本のスポーツ政策やニーズ、事業効果を測定・分析しながら展開しています。SDPにおける専門人材とは、スポーツの社会的な価値を見つける専門家、社会とスポーツの結びつきを作る専門家だと思います。国際的に見るとスポーツの世界は西洋の分野や力が強いですが、アジアの良さ、日本の良さを海外に発信できる人材も必要かと考えます。」
(篠原 果歩さん、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団助成事業マネージャー)

「大学院での勉強を通してスポーツを否定的・客観的に見ることの重要性を学びました。現在S.C.P. Japanで日本の若者のソーシャルインクルージョンに関する活動をしていますが、コミュニティーの状況はケースバーイであることやインクルージョンの在り方も様々であることを意識したうえで、子供たちが過ごしやすい環境とはどんな環境なのか、関係者で協議をしながら考えていくというプロセスを大切にしています。」
(井上 由惟子、S.C.P. Japan共同代表/バルサ財団日本プロジェクトコーディネーター)

パネルディスカッションの後半では、イベント参加者からの質疑応答の時間を設け、スポーツと外交の関係、コーチング、スポーツと環境保護などについても意見交換を行いました。
そしてイベントの最後には、フランスモナコを拠点にスポーツと開発に取り組む団体「Peace and Sport」が進めるホワイトカードキャンペーンに参加しスポーツを通じた平和促進の意思表明を行うため、参加者が白い紙を掲げて記念撮影を行いました。

パネルディスカッションの時間が短く、テーマについてまだまだ深掘りできる要素が沢山残る会となりました。いずれ第2弾も開催したいと思います。

S.C.P. Japanは、ミッションのひとつに「スポーツを共生社会創りに活用できる実務者を育てる」ことを掲げています。そのため、人材育成に取り組む方、学問や実践を通してSDPに関わる方からお話しを伺う企画が実現したことを大変嬉しく思います。本日のイベントのような議論が国内でも盛んになり、社会とスポーツの接点を作る議論が増えていくことを願っています。
普段からスポーツに関わる方、現在スポーツと開発の勉強をされている方、スポーツの指導者、学校教員をされている方など多種多様な方々51名にご参加いただき、参加者及び関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。

最後に本企画を実施するにあたり、参加を快くお引き受けいただきましたパネリストの皆様、そして運営面で動いてくださったボランティアスタッフ、手話通訳の皆様に心より感謝を申し上げます。

【報告】武蔵丘短期大学女子サッカー部の皆さまに「運動を通じた共育プログラム」のご紹介と「性の多様性」に関する研修を実施させていただきました。(2021.3.25)

2021年3月25日(木)に武蔵丘短期大学女子サッカーの皆さまを対象に「運動を通じた共育プログラム」のご紹介と「性の多様性」に関する研修を実施させていただきました。

前半の50分間は武蔵丘短期大学さんのキャンパスの中庭で実際に身体を動かしながら「運動を通じた共育プログラム」のご紹介をさせていただきました。普段は小学生を対象に実施することが多いため、女子サッカー選手・チームスタッフの皆さまを対象に実施することはとても新鮮でした。普段は講師側が定めた価値観について学ぶ展開が多いですが、今回は選手たち自身にチームとして大切にしたい価値観を定めていただき、その価値観についてみんなで身体を動かしながら考えていく時間としました。

後半は講義室に移動し、「①スポーツをツールとした社会課題の解決」、と「②性の多様性について」という講義二本立てでお話をさせていただきました。①では、前半に行ったプログラムの解説やS.C.P. Japanの団体についてのご説明をしました。スポーツによる様々な活動を知ることで、選手の今後のキャリア形成の少しでもお役に立てたらいいなという想いでお話をさせていただきました。

②では、性の多様性とは何か、SOGIEやアウティングについての話を含め実際の講師の経験も混じえてお話をさせていただきました。あまり馴染みのないテーマであるのにも関わらず、真剣にお話を聞いてくださった選手・スタッフの皆さまに心より感謝申し上げます。サッカーチームとして、サッカーのことだけでなくこういった様々な講習や研修を選手に受けさせている田本監督の人間性やお考えにも感銘を受けました。
武蔵丘短期大学女子サッカー部の皆さま、この度は貴重な機会を頂戴し本当にありがとうございました。

【報告】クラーク記念国際高等学校横浜キャンパス2年生(約160名)の皆さまに「性の多様性」に関する研修を実施させていただきました。(2021.3.8)

2021年3月8日(月)にクラーク記念国際高等学校横浜キャンパスの2年生約160名の皆様に「性の多様性」に関する研修を実施させていただきました。

クラーク記念国際高等学校横浜キャンパスの教職員・学生への研修は今回が3回目です。教職員研修、1年生研修をさせていただき、今回は2年生の皆さまにお話しさせていただきました。

今回も現役フットサル選手であり、FtXの当事者でもあるMeimi Tomochika(Réveilen Life代表)さんと一緒に「性の多様性」に関する基礎知識やMeimi さんのライフストーリー、そしてアウティングの危険性についてなどお伝えさせていただきました。

クラーク記念国際高等学校横浜キャンパスの皆さまどうもありがとうございました!

これまでのクラーク記念国際高等学校横浜キャンパスさんとの活動は以下からご覧ください。

【報告】ダイバーシティサッカー協会主催「Women Empowermentと女子サッカー」に登壇させていただきました。(2021.3.9)

2021年3月9日(火)にNPO法人ダイバーシティサッカー協会が主催するSaturday Night Diver 「Women Empowerment と女子サッカー」に共同代表の野口が登壇させていただきました。

NPO法人ダイバーシティサッカー協会(以下、HPより引用)

ダイバーシティサッカー協会は、多様な背景を持つ人がスポーツを通じて自分らしく生きられる社会を目指して2017年7月に設立されました。

2008年にNPO法人ビッグイシュー基金のクラブ活動として発足したホームレス当事者や経験者によるサッカーチーム野武士ジャパンを中心に、多様な社会的困難を抱える当事者と支援者が作るチームのネットワークによって、「居心地のいい」サッカーやスポーツの実践を広げるために活動しています。

過去3度ホームレス・ワールドカップに出場した野武士ジャパンのメンバーは、その後それぞれに自立へのステップを歩んでいきました。彼らが経験した晴れ舞台を、もっと身近なところでより多くの人たちにも経験してほしい。

そんな想いから、2015年に最初のダイバーシティカップが開催されました。以後、ホームレス、うつ病などの精神障害、LGBT、難民、フリースクール、児童養護施設出身、不登校、ひきこもり、依存症など、様々な社会的困難を抱えた当事者と支援者のべ1,500人以上が、ダイバーシティカップでフットサルを通じて交流し、相互理解を深めてきました。

2020年3月には特定非営利活動法人として登記。誰もが生きやすい社会をスポーツを通じて実現していくために、居場所づくり応援、調査・研究、海外とのかかわりなど、ますます活動の幅を広げていきます。

ダイバーシティサッカー協会の代表理事の鈴木直文先生は研究者としていつも学ばせていただいているので、今回お声かけいただけたのは大変貴重な機会でした。NIKE JapanのCMをきっかけに、女子サッカーにはマイノリティを包摂する力があるのではないか?という切り口は非常に斬新で、これまでにないスポーツとジェンダーの話となりました。星野智幸先生の「男子サッカーからは苦しさを感じ、女子サッカーからは解放感を感じる」という視点も、非常に鋭い視点で議論が盛り上がりました。

また現役のジェフユナイテッド市原・千葉レディースの選手であり、なでしこの選手たちの社会貢献活動を推進する一般社団法人なでしこケア(なでケア)の創設者である大滝麻美さんからはより現場に近い女子サッカー選手の現状や海外での選手経験やFIFAマスターズでの経験から女子サッカーとWEリーグへの想いを聞くことができました。

女性の選手、指導者、スタッフ。サッカー界で活躍するすべての女性が女の子の道標になる可能性を秘めるWEリーグに大いに期待するとともに、決めきらない、グレーゾーン、あいまいさを残すことで獲得できる多様性の享受など、女子サッカーが多様性や共生社会について議論できるプラットフォームになれる可能性が大いにあるように感じるディスカッションとなりました。

イベントの様子はYoutubeから全てご覧いただけます。

【報告】国際女性デー特別企画としてオンラインイベントを開催いたしました。(2021.3.6~7)

S.C.P. Japanはスポーツを通じた共生社会創りを目指しており、その中には性別や性的指向に関わらず誰もが自分らしく生きられるジェンダー平等な社会という観点も含まれています。
そんな私達にとって大切な日である「国際女性デー」を祝して、女子サッカーブリッジとコラボをさせていただきオンラインイベントを開催いたしました。

女子サッカーブリッジは女子サッカー選手のアメリカサッカーツアー及び留学サポートを30年間続け、それらの活動を通して、サッカー少女達のエンパワメントに長く関わってこられた団体です。S.C.P. Japanの共同代表2人も女子サッカーブリッジを通して留学を果たし今のS.C.P. Japanの設立に繋がる貴重な経験をさせていただきました。そのため、このような企画が今回実現したことを大変嬉しく思います。

イベントは3月6日(土)と3月7日(日)の二夜連続で行われ、1日目は女子サッカーブリッジの共同代表である小林美由紀(みーみ)さんと羽石架苗さん(かなぴー)をお招きし、さらに、女子サッカーブリッジのメンバーである福田真理香さん、S.C.P. Japan共同代表野口が加わりトークセッションのような形で実施をさせていただきました。

女子サッカーブリッジとは一体何か、どのようにして始まり、代表のお二人はどのような想いで活動を続けてこられたのか、などを深掘りさせていただきました。

【国際女性デーに寄せて、ゲストのお二人のお言葉】

自分で自分の可能性に限りをつけない。やりたいと思った時はその準備ができたということ、年齢とか性別とか関係ない。自分の気持ちに正直に、自分らしく生きていって欲しいし、そういう人が増えることで、誰もが自分らしく生きている社会づくりに繋がるのではないかと思う。

羽石架苗さん(かなぴー)

想いがあれば絶対に何かできる。想いがあれば行動できる。できないを考えるのではなく、やってみる。そうして好きなことに生き生きと取り組んでいる姿をみて勇気づけられる誰かが必ずいるし、そんなふうに笑顔で輝いている人が増えれば、性別に関わらず誰にとっても幸せな世界になると思う。

小林美由紀さん(みーみ)

写真撮影時は、参加者の皆様にも「今自分がやってみたいこと」「目標」「夢」、などを紙に書いていただきそれらを掲げていだたきました。

普段からサッカーに関わる方、これから留学を考えている選手、他スポーツの指導者、学校教員をされている方、女子サッカーを応援しているサポーターの方など多種多様な方々28名にご参加いただき、参加者及び関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。


2日目は「アメリカ女子サッカー留学体験共有会」ということで、女子サッカーブリッジに関わりのある女子サッカー海外留学経験者15名をお招きし、実際の経験についてお話をしていただきました。ブレイクトークルームを複数作り、参加者が行きたいトークルームを選べ、スピーカーと交流をしながら話を聞いていただけるようにしました。

【2日目のイベント企画・進行をされた福田真理香さんのコメント】

アメリカの大学では女子サッカー環境が整っており、スキル問わず奨学金をもらいながら大好きなサッカーにチャレンジできる。サッカー留学を経験することで、サッカー以外にも様々な経験を積み、視野が広がり、大学卒業後のキャリアに活かすことができていることを、経験したメンバーの声より感じてもらえた日になったと思う。 ブリッジでは大好きなサッカーを通して、広がる可能性は無限だということを伝えたい。

福田真理香さん(ブリッジ留学経験者)

2日目は27名の方にご参加いただきました。ご参加いただきました皆様本当にありがとうございました。

最後に本企画を実施するにあたり、ご協力いただきました女子サッカーブリッジ及びNPO法人ジュースの皆様、参加を快くお引き受けいただきましたスピーカーの皆様、そして運営面で動いてくださったボランティアスタッフ、手話通訳の皆様に心より感謝を申し上げます。

【報告】文京区主催国際女性デー記念シンポジウム「サッカー×キャリア×未来~キャリアを活かし、未来を切り拓く~」にパネリストとして登壇させていただきました。(2021.3.5)

2021年3月5日(金)に文京区が主催する国際女性デーシンポジウム「「サッカー×キャリア×未来~キャリアを活かし、未来を切り拓く~」に共同代表の野口がパネリストとして参加させていただきました。

本シンポジウムは文京区主催、UN Women日本事務所共催、(公財)日本サッカー協会、一般社団法人日本女子プロサッカーリーグが協力して行われたシンポジウムです。

2021年9月に開幕する日本の女子プロサッカーリーグであるWEリーグはWomen’s Empowerment Leagueとの名称の通り、サッカーを通じて社会の女性の活躍を積極的に推進していくことを理念として掲げています。岡島チェアからはロールモデルとしてのWEリーガーの存在や、妊娠・出産を考慮した選手へのサポート、更には日本国内に留まらず、アジア全体の女子サッカーを盛り上げていきたいという方向性がお話されました。

野口からは、サッカーを活用してアメリカ、スウェーデン、ザンビアで暮らし、国際経験を積めたことがセカンドキャリアにどのように活かされているのか実体験を踏まえてお話させていただきました。

今年9月に開幕を控えるWEリーグですが、世界でも珍しく、社会におけるジェンダー平等、女性のエンパワーメントをビジョンに掲げています。元女子サッカー選手3名で創設したS.C.P. Japanも女子サッカー出身者として、セカンドキャリアにおいても、自分たちらしくどこかで誰かの道標になれるように、今後とも活動していきたいと思います。

https://www.facebook.com/jfanadeshiko/posts/3297799246987307

【報告】佐賀県放課後児童クラブ連絡会主催オンライン講座「次世代に伝えたいジェンダーの視点」に登壇させていただきました。(2021.3.4)

2021年3月4日(木)にNPO法人佐賀県放課後児童クラブ連絡会様主催のオンライン講座「次世代に伝えたいジェンダーの視点」にて共同代表の野口と井上が講師として登壇し、お話をさせていただきました。

本講座は全4回の連続講座となっており、第一回目を野口と井上が担当させていただき、「ジェンダーの視点から見たスポーツ」というテーマでスポーツ界にあるジェンダー不平等、ジェンダー規範、無意識のバイアスなどについて具体的な事例やデータを基にお話をさせていただきました。


講座には普段子どもとさまざまな形で関わる方々が全国から参加してくださり、真剣に耳を傾けてくださいました。直接スポーツと関わりがなくとも、幅広い学びを通じて日々のご活動に活かされようとされている参加者の皆様の姿勢を目の当たりにし、S.C.P. Japanとしても大きな刺激と学びをいただきました。

また、スポーツや身体活動に参加をした際に感じた違和感や嫌だと感じた体験について参加者の皆様が共有をしてくださり、スポーツ現場に未だに溢れる伝統的なジェンダー規範、男女格差、勝利至上主義、などの課題の根深さを改めて感じました。
私たちはスポーツを通じて性別、性的指向などに関わらず誰もが自分らしく生きられるジェンダー平等な社会の推進を目指しておりますが、スポーツ自体の中に根付いているジェンダーの問題にも同時に取り組んで行かねばならないと考えており、この点についての課題意識を改めて強く感じることができました。

この度このような貴重な機会をくださったNPO法人佐賀県放課後児童クラブ連絡会の皆様、また、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。