2026.03.08
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国際女性デーに考える。すべての女の子がスポーツを楽しめる社会へ 国際女性デーに考える。すべての女の子がスポーツを楽しめる社会へ

現場ですぐに実践できるアクション

3月8日は国際女性デー。
世界中で女性の権利とジェンダー平等の前進を祝う日です。

スポーツの世界でも、女の子がスポーツを始め、続けるためにはまだ多くの壁があります。
実際、14歳になるまでに、女の子は男の子の約2倍の割合でスポーツを辞めてしまうと言われています。

本記事では、女の子が安心してスポーツに参加し続けられる環境づくりのためにS.C.P. Japanが日々の活動で参考にしているバイブル「Coaching Girls Guide(ナイキとコーチングに関する専門団体が発行している指導者向けガイド)」の内容から、女の子がスポーツに楽しく参加し続けられる環境をつくるために、コーチや指導者が現場で実践できるポイントを紹介したいと思います。

女の子のスポーツ参加を支えるためにコーチにできること

競技スペースやチーム文化を女の子に合うようにする

女の子が安心して参加できる環境づくりを意識的に行うことが重要です。
コーチは、適切な設備や言葉づかい、参加しやすい雰囲気づくりのために具体的にできる工夫を考えてみましょう。

例えばS.C.P. Japanでは、女の子のスポーツ教室やサッカー活動の中で、会場選定の際にトイレや更衣室の環境を確認したり、グループの特徴や一人一人のニーズに合った備品を準備するなど環境面の工夫をしています。また、当日の関わりの中でも、活動時に本人に呼ばれたい名前を聞くこと、活動の流れを最初に選手と一緒に確認すること(選手の意見を取り入れること)などを通じて、安心して参加できる雰囲気づくりを大切にしています。

女の子たちとのつながりを作る

コーチや仲間との信頼関係は、女の子がスポーツを続ける大きな力になります。

S.C.P. Japanでは、コーチが一人ひとりの名前を覚え、活動中もできるだけ名前で呼びかけることを大切にしています。
また、会場に到着した際のウェルカムな声かけや、子ども同士が協力し合う活動、協力ゲームなどを通して、参加者同士や指導者と子どもとの間に良い関係(つながり)が生まれるよう意識しています。

女の子たちに競う機会を提供する

子どもたちは性別に関わらず競争を楽しみ、挑戦することにやりがいを感じます。良い人間関係(つながり)と競争は両立するもの。ただし、勝敗だけに焦点を当てるのではなく、挑戦や成長、仲間とのつながりを感じられる競争の機会をつくることが大切です。

S.C.P. Japanの運営するインクルーシブガールズサッカーチーム「FC RESIA」では練習試合や交流試合の機会を大事にして、良い競争の経験を選手たちにしてもらいたいと活動しています。

最終結果ではなく、成長の過程に焦点を当てる

結果だけではなく、努力や成長のプロセスを評価することが、自信やモチベーションにつながります。

S.C.P. Japanの活動の中でも、「できたこと」や「挑戦したこと」を言葉にして伝えるよう心がけています。また、試合に負けてしまった時、ミスが生まれた時、うまくいかないと子どもが感じている時こそ、孤独にならずに仲間やコーチとつながれることが重要だと考えています。そうした経験が一人一人の困難に立ち向かう力やレジリエンスを高めることにもつながると考えています。

完璧ではなく、勇気を出すことを促す

多くの女の子は「失敗しないこと」や「完璧であること」を求められがちです。
だからこそ、新しいことに挑戦する勇気を評価する環境が大切です。

失敗しても大丈夫。挑戦すること自体を大切にする文化をつくることが、スポーツを続ける力になります。

すべての女の子がスポーツを楽しめる社会へ

女の子が安心してスポーツに参加できる環境は、特別なものではなく、現場の小さな工夫の積み重ねでつくることができます。

国際女性デーをきっかけに、すべての女の子がスポーツを楽しみ、続けられる社会について、一緒に考えてみませんか。

S.C.P. Japanが行うインクルーシブ・ガールズスポーツ教室・サッカーチーム活動の情報はこちら:

https://scpjapan.com/findfun/

 

<参考文献>

COACHING GIRLS GUIDE 〜HOW TO GET (AND KEEP) GIRLS PLAYING〜

日本語:https://www.nike.com/pdf/coaching-girls-guide-ja-jp.pdf

英語:https://chjs.org/wp-content/uploads/2022/10/coaching-girls-guide.pdf

現場ですぐに実践できるアクション

3月8日は国際女性デー。 世界中で女性の権利とジェンダー平等の前進を祝う日です。 スポーツの世界でも、女の子がスポーツを始め、続けるためにはまだ多くの壁があります。 実際、14歳になるまでに、女の子は男の子の約2倍の割合でスポーツを辞めてしまうと言われています。 本記事では、女の子が安心してスポーツに参加し続けられる環境づくりのためにS.C.P. Japanが日々の活動で参考にしているバイブル「Coaching Girls Guide(ナイキとコーチングに関する専門団体が発行している指導者向けガイド)」の内容から、女の子がスポーツに楽しく参加し続けられる環境をつくるために、コーチや指導者が現場で実践できるポイントを紹介したいと思います。

女の子のスポーツ参加を支えるためにコーチにできること

競技スペースやチーム文化を女の子に合うようにする

女の子が安心して参加できる環境づくりを意識的に行うことが重要です。 コーチは、適切な設備や言葉づかい、参加しやすい雰囲気づくりのために具体的にできる工夫を考えてみましょう。 例えばS.C.P. Japanでは、女の子のスポーツ教室やサッカー活動の中で、会場選定の際にトイレや更衣室の環境を確認したり、グループの特徴や一人一人のニーズに合った備品を準備するなど環境面の工夫をしています。また、当日の関わりの中でも、活動時に本人に呼ばれたい名前を聞くこと、活動の流れを最初に選手と一緒に確認すること(選手の意見を取り入れること)などを通じて、安心して参加できる雰囲気づくりを大切にしています。

女の子たちとのつながりを作る

コーチや仲間との信頼関係は、女の子がスポーツを続ける大きな力になります。

S.C.P. Japanでは、コーチが一人ひとりの名前を覚え、活動中もできるだけ名前で呼びかけることを大切にしています。
また、会場に到着した際のウェルカムな声かけや、子ども同士が協力し合う活動、協力ゲームなどを通して、参加者同士や指導者と子どもとの間に良い関係(つながり)が生まれるよう意識しています。

女の子たちに競う機会を提供する

子どもたちは性別に関わらず競争を楽しみ、挑戦することにやりがいを感じます。良い人間関係(つながり)と競争は両立するもの。ただし、勝敗だけに焦点を当てるのではなく、挑戦や成長、仲間とのつながりを感じられる競争の機会をつくることが大切です。 S.C.P. Japanの運営するインクルーシブガールズサッカーチーム「FC RESIA」では練習試合や交流試合の機会を大事にして、良い競争の経験を選手たちにしてもらいたいと活動しています。

最終結果ではなく、成長の過程に焦点を当てる

結果だけではなく、努力や成長のプロセスを評価することが、自信やモチベーションにつながります。 S.C.P. Japanの活動の中でも、「できたこと」や「挑戦したこと」を言葉にして伝えるよう心がけています。また、試合に負けてしまった時、ミスが生まれた時、うまくいかないと子どもが感じている時こそ、孤独にならずに仲間やコーチとつながれることが重要だと考えています。そうした経験が一人一人の困難に立ち向かう力やレジリエンスを高めることにもつながると考えています。

完璧ではなく、勇気を出すことを促す

多くの女の子は「失敗しないこと」や「完璧であること」を求められがちです。 だからこそ、新しいことに挑戦する勇気を評価する環境が大切です。 失敗しても大丈夫。挑戦すること自体を大切にする文化をつくることが、スポーツを続ける力になります。

すべての女の子がスポーツを楽しめる社会へ

女の子が安心してスポーツに参加できる環境は、特別なものではなく、現場の小さな工夫の積み重ねでつくることができます。 国際女性デーをきっかけに、すべての女の子がスポーツを楽しみ、続けられる社会について、一緒に考えてみませんか。 S.C.P. Japanが行うインクルーシブ・ガールズスポーツ教室・サッカーチーム活動の情報はこちら: https://scpjapan.com/findfun/   <参考文献> COACHING GIRLS GUIDE 〜HOW TO GET (AND KEEP) GIRLS PLAYING〜 日本語:https://www.nike.com/pdf/coaching-girls-guide-ja-jp.pdf 英語:https://chjs.org/wp-content/uploads/2022/10/coaching-girls-guide.pdf