【告知】「TSUTSUJIプレゼンツもぐもぐサッカーフェスタ〜元気 勇気 幸せを届ける食堂〜」開催のお知らせ

石川県金沢市でおおくわ子ども食堂さん協力のもとこれまでに3回開催させていただいているイベントを今回は地元石川県の会社TSUTSUJI株式会社様協賛の元実施させていただきます!

◼️日時:2024年4月6日(土)11:10〜14:00
・エンジョイサッカータイム(11:10~12:40)
・昼食タイム(12:40~14:00)

■内容:
<エンジョイサッカータイム(11:10〜12:40)>
みんなが楽しめるルールを作ってプレーしよう!

<昼食タイム(12:40〜14:00):カフェスペースでの昼食・団欒>
運動後にみんなでご飯を食べましょう!
※アレルギー対応はしておりません。

■参加対象:
年齢問わず誰でも(定員30名)
※障がいの有無や性別に関わらずどなたでもご参加いただけます!
※親子でのご参加大歓迎!

■参加費:無料

■その他:
・プログラム中のケガや事故に対する保険は主催団体が加入いたします。
・参加のお子様にはシューズのプレゼントがあります。
・当日は動画の撮影を行わせていただきます。お申し込みの際に撮影同意の可否をご回答ください。

■協賛:TSUTSUJI株式会社(https://www.tsutsuji-ishikawa.com/
■共催:おおくわこども食堂
■協力:mark sports community

※申込み締切:4月3日(水)18時まで
※定員に達し次第申込み受付を終了します。
※上記お申込みフォームよりご入力が難しい方は、info@scpjapan.com宛にメールまたは、080-3559-8485までお電話ください。

事務所移転のお知らせ

この度、一般社団法人 S.C.P. Japanは主たる事務所を下記の住所に移転いたしましたのでご案内申し上げます。シェアオフィスという新たな環境で、地域の様々な方々とつながることのできる利点を活かし、より良い活動づくりのためにメンバー一同一層努力して参りますので、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

【新住所】
千葉県柏市若柴178番地4 柏の葉キャンパス148街区2 ショップ&オフィス棟6F

【移転日】2024年3月14日

代表理事の交代、理事の就任のお知らせ

一般社団法人 S.C.P. Japanでは、代表理事 野口亜弥の辞任に伴い、2024年3月14日付で新代表理事として井上由惟子を選定いたしました。また、新たに理事として齊藤夕眞氏が就任いたしましたのでお知らせいたします。

■代表理事就任のご挨拶
拝啓 みなさまにおかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申しあげます。
また、平素より格別のご支援ご高配を賜り、心より御礼申しあげます。
この度、一般社団法人 S.C.P. Japanの代表理事に就任いたしました。甚だ微力ではございますが、今後もスポーツを通じて、一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来と社会の実現を目指して、メンバー一同力を尽くしてまいりますので、前任同様のご指導ご高配を賜りますようお願い申しあげます。

2024年3月14日
一般社団法人 S.C.P. Japan
井上由惟子

【新規申込受付!】2024年2月3日スポーツにおけるセーフガーディング基礎研修オンライン開催のお知らせ

本研修では、安心・安全なスポーツ現場をつくるためのセーフガーディングの基礎を学びます。スポーツ現場で子どもの権利を守るための正しい知識と適切な関わり方を学ぶことで、すべての子どもたちが生き生きと参加できるスポーツの場を共に作りましょう。

一般社団法人S.C.P. Japan(以下「S.C.P. Japan」と表記)は、スミセイコミュニティスポーツ推進助成を受け、2022年度と2023年度の2年間、スポーツにおける⼦どもの権利と⼈権を守るセーフガーディングの事業を実施しています。事業の一環として、NPO法人 CAPセンター・JAPAN様にご協力いただき、弁護士でジャパンセーフスポーツプロジェクトの代表を務める杉山翔一氏の監修のもと「スポーツにおけるセーフガーディング基礎研修」のカリキュラムを開発し、本カリキュラムを活用した研修(全三回、各セッション90分)を開催しています。

本研修では、様々なレベル・規模のスポーツ組織で働く方々や、子どものスポーツ現場に関わるあらゆるおとなや保護者の方々に、スポーツ組織として安心・安全を含む「子どもの権利」をどのように守ることができるのか(セーフガーディング)について学んでいきます。研修は、講義だけでなく、アクティビティやグループワークも行いながら、参加者の皆さまにより主体的に学んでいただけるような内容となっています。ぜひ、皆さまのご参加をお待ちしております。

※本研修を修了された方は、2024年度より実施を行う「スポーツにおけるセーフガーディング応用研修」にご参加いただけるようになります。

スポーツにおけるセーフガーディング基礎研修(オンライン)の概要



1.日程:2月3日(土)10:30〜16:30(途中昼休憩を1時間はさみます。)

2.内容:
①セッション1(10:30〜12:00)
・セーフガーディングとは(背景・定義)
・安心・安全を脅かすこと・行為
・スポーツの現場で安心・安全が脅かされている例
・あらゆる形態の暴力や抑圧が容認・黙認・温存されてしまうスポーツ界の特徴

②セッション2(13:00〜14:30)
・人権とは/子どもの権利とは何か
・子どもに対するマルトリートメント(不適切な関わり)の見えにくさ
・子ども(選手)とおとな(指導者)の心理状態
・安心・安全を脅かす行為(人権侵害)をなかったことにしないために
・相談をされた時にあなたにできること

③セッション3(15:00〜16:30)
・セーフガーディングと力の不均衡
・セーフガーディングでやるべきこと

各セッションの最後には、質疑応答の時間を設けています。

3.講師:
井上由惟子(S.C.P. Japan)
元女子サッカー選手。引退後はJICA協力隊の体育隊員として2年間ブータンで過ごし、帰国後は日本サッカー協会や日本障がい者サッカー連盟などで勤務し、筑波大学大学院「スポーツ国際開発学共同専攻」の修士課程を修了。2020年一般社団法人S.C.P. Japanの設立に関わり、団体内のセーフガーディングポリシーの策定や相談窓口の設置などを担当。スポーツ関連団体向けのセーフガーディング研修の講師も務める。

4.参加対象:
セーフガーディングに関心のある方、組織でセーフガーディングオフィサーを任されている方・またはこれから任される可能性がある方、スポーツ現場で子どもの周りで活動されている方・保護者、安心・安全なスポーツの環境づくりに関心のある方、安心・安全な指導のあり方を学びたい方 など
※原則全てのセッションに参加できる方
※定員:25名(定員に達し次第申込受付を終了いたします。)

★本研修を通じて参加者の皆さまと一緒に目指したい姿
・子どもの権利を守りながら、子ども・選手の力を最大限発揮させることのできる、またはそのために努力することができる
・子ども・選手以外にも、弱い立場におかれている人に対して、アライとして自分の力と特権を使うことができる
・アクティブバイスタンダーとして、見て見ぬふりする傍観者ではなく、何かしらの行動を起こすことができる
・上記の事項を通して、スポーツ現場を安心・安全なものにし、スポーツの価値を守り続けることができる

5.方法:オンライン開催「Zoom」(オンライン会議システム)を使用

6.参加費:4,400円(税込)
※大学生・大学院生は半額の2,200円(税込)※団体より5名以上参加の場合は10%の団体割引あり

7.お申し込み方法:
こちらのURLからお申込みください。
https://forms.gle/Ae4bKmRnTGEdU7zx5
※締め切り:2024年1月31日(水)18:00


<その他確認事項>
・原則全てのセッションにご参加をお願いいたします。当日体調不良等、やむを得ず参加ができなかった参加者の方には後日録画映像の共有などを検討いたします。
・研修中はブレイクアウトルーム機能を用いたグループワークなどがあります。可能な限りそちらに参加できる状態で当日ご参加いただけますと幸いです。
・定員になり次第申込受付を終了いたします。
・お申し込みいただいた皆さまに、参加費のお支払い情報をご連絡させていただきます。お支払いが確認でき次第ZoomのURLをお知らせさせていただきます。

※本事業は、スミセイコミュニティスポーツ推進助成を受け実施しています。

研修カリキュラム開発協力:NPO法人 CAPセンター・JAPAN
スポーツの現場で子どもと関わりながら、「なんとかしたい・・・」「何ができるだろう・・・」と考えている方にお勧めです。団体から複数名の参加もお勧めしたい!子どもの権利が “当たり前” に守られることで、子どもがスポーツを楽しみ、自分の力を発揮できる安心・安全な環境が実現できます!すべてのスポーツ関係者の皆さんが、セーフガーディングの考え方を学び、共通認識にして、それぞれの現場で活用していってくださることを期待しています。
https://cap-j.net/


研修カリキュラム監修:杉山 翔一氏(弁護士、ジャパンセーフスポーツプロジェクト代表)
あらゆる形態の虐待や差別のないスポーツ環境(セーフスポーツ)を実現するためには、スポーツに携わるすべての人がセーフガーディングの考え方を身につけることが必要です。この研修が一人でも多くの人に届けられ、セーフスポーツを実現するための仲間の輪が広がっていくことを願っています。
https://safesportproject.mystrikingly.com/


S.C.P. Japanのセーフガーディングの取り組み

■S.C.P. Japanのセーフガーディングポリシー
https://scpjapan.com/aboutus/safegurdingpolicy

■S.C.P. Japanがセーフガーディング研修を実施させていただいた団体一覧:
・ジェフユナイテッド市原・千葉アカデミー様
・ファジアーノ岡山アカデミー様
・株式会社明日葉様
・桃山学院教育大学様
・ガンバ大阪アカデミー様  など

■【みんなで守ろう!子どもの権利】スポーツ現場における子どもの安心・安全を守るための「コーチからの約束」をまとめたリーフレットの開発(どなたでも活用可能)
https://scpjapan.com/blog/archives/3248


■本件に関するお問合せ先
一般社団法人 S.C.P. Japan 井上・橋本
電話:090-9974-1012 メールアドレス:info@scpjapan.com

「スペシャルオリンピックスUAE⼥⼦ユニファイドフットボールチームとの交流プログラム」知的障がい者サッカー女子日本代表コーチ選出について

2023年12⽉2⽇(⼟)〜12⽉10⽇(⽇)までの9⽇間にわたりアラブ⾸⻑国連邦ドバイ⾸⻑国にて開催される「スペシャルオリンピックスUAE⼥⼦ユニファイドフットボールチームと知的障がい者サッカー⼥⼦⽇本代表チームの交流プログラム」におきまして、一般社団法人 S.C.P. Japan(千葉県流山市)から、井上由惟子・繁浪由希が、知的障がい者サッカー女子日本代表のコーチに選出されましたのでお知らせいたします。

井上 由惟子/YUIKO INOUE

繁浪 由希/YUKI SHIGENAMI

■名称:⽇ UAE ⼥⼦フットボール交流プログラム

■主催:一般財団法人日本国際協力センター(JICE)、スペシャルオリンピックスUAE

■参加:
・知的障がい者サッカー⼥⼦⽇本代表チーム
・スペシャルオリンピックス UAE⼥⼦ユニファイドフットボールチーム

■期日:2023年12月2日(土)〜12月10日(日)

■試合会場:UAE Football AssociationNational Team Training Center

■競技形式:スペシャルオリンピックスルールに基づく20分ハーフ

■プログラム内容
・知的障がい者のみでの試合(5人制)を1試合、ユニファイドでの試合(7人制)を1試合行う。
(日本チームはユニファイドの試合の際、コーチがパートナーとして参加)
・合同アクティビティを通じてチーム間の交流を深める
・指導者間同士での情報交換、意見交換の場を設ける

詳細は下記をご覧ください。
http://jffid.com/2023/08/29/women/


【告知】10月11日(水)カミングアウトデーに第八回BreakTalks開催決定!テーマ「カミングアウトについて」

BreakTalksは、「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」を統一テーマに、多様なゲストをお招きし共生社会について議論するオンライン(時々オフライン)イベントです。多様なゲストの様々な活動を紹介し、お集まりいただいた参加者の皆さまと、多様性や共生社会について共に考えることを目的としています。

10月11日(水)開催の第八回BreakTalksでは、現在ヴィアマテラス宮崎でサッカー選手としてプレーをしている齊藤夕眞さんをゲストにお招きして、当日のカミングアウトデーにちなんで自身の性自認についての心境・身体の変化を踏まえ、自身のカミングアウトの経験や、ありのままの自分でいて良いと感じられる(安心)な環境づくりについて、カミングアウトを経ての周囲の変化についてお話ししていただきます。

◼️日時:2023年10月11日(水)20:00~21:00

◼️今回のテーマ:カミングアウトについて
以下の内容について、ゲストの齊藤夕眞さんからお話を伺います。
・小学校〜現在に至るまでの心境・身体の変化
・性のあり方に関する悩み・経験など
・自身のカミングアウトの経験について
・ありのままの自分でいて良いと感じられる(安心)な環境づくりについて
・カミングアウトを経て周囲の変化や、地域の変化


◼️イベント内容:
1.主催団体紹介/今回のテーマについて(5分)
2.ゲストトーク(40分)
3.ゲストへの質問タイム(10分)
4.クロージング(5分)
※内容は一部変更となることがあります。

◼️ゲスト紹介:齊藤 夕眞(さいとう ゆうま)さん

埼玉県新座市出身。1993年1月12日生まれ。三人兄弟の真ん中で長女(旧名:あかね)として生まれる。4歳からサッカーを始め、14歳から世代別の女子日本代表にも選ばれ、18歳でなでしこジャパンに初選出された。その後9年間なでしこリーグでプレー。26歳で一度現役を引退し、1年後ヴィアマテラス宮崎で現役復帰をして現在、WEリーグ参入を目指して日々奮闘中。チームの所在地でもある新富町地域おこし協力隊として地域のイベントの企画にも携わっている。

◼️参加対象:誰でも参加OK!

※手話通訳あり

◼️実施方法:オンライン開催「Zoom」を使用

◼️参加費:無料

※S.C.P. Japanは一人ひとりが自分らしく歩める未来を皆さんと一緒に創っていきたいと思っています。皆さんと情報共有をしたり、実際に多様な人たちが集まる場づくりを大切にしています。S.C.P. Japanの活動に賛同し、応援してくださる場合は、500円から皆さんのお気持ちに合わせて任意でご寄付をご検討いただけますと幸いです。

【みんなで守ろう!子どもの権利】スポーツ現場における子どもの安心・安全を守るための「コーチからの約束」をまとめたリーフレットが完成!

(リーフレットは、本ページの下部より、どなたでもダウンロードして使用可能です。)

一般社団法人S.C.P. Japanでは、スポーツに参加をする子どもたちの安心・安全を守るための取り組み(子どものセーフガーディング *1)を、これまで様々な形で進めてきました。

(※1)子どものセーフガーディングとは:
関係者による虐待や搾取など、子どもの権利に反する行為や危険を防止し、安心・安全な活動と運営を目指す組織的取り組みです。疑念が生じた場合の対応と再発防止も含む包括的なものです。(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンHPよりhttps://www.savechildren.or.jp/about_sc/quality1.html

この度、スポーツ活動中、「子どもの権利」を守るためにするコーチからの約束を、子どもたち・保護者の皆さんにも知ってもらえるよう、リーフレットを作成いたしました。 本ページの下部には、スポーツの活動をされている他の団体・組織の皆さんにもご活用いただけるバージョンもご用意いたしましたので、ぜひ多くのスポーツ関係者の方々にご活用いただけますと幸いです。

「コーチからの約束」リーフレット(S.C.P. Japan バージョン)


S.C.P. Japanでは、このリーフレットを活用し、活動に参加をするすべての子どもたちに、「子どもの権利」と子どもの権利を守るための「コーチからの約束」について説明し、知ってもらえるようにします。そして、この約束がきちんと守られているかを子どもたちと常に見直し、子どもたちの力を借りながら、安心・安全な活動環境をつくっていきたいと思います。

<S.C.P. Japanでの主な活用方法>
●定期的な活動では、年度はじめなどに子どもと保護者にリーフレットを配布し、内容の説明と、セーフガーディング担当者についてお知らせします。その後、いつも見えるところにリーフレットを掲示し、定期的に「コーチからの約束」を子どもたちと一緒に振り返ります。
●単発のイベントでは、申し込み段階から、参加者の皆さまに安心・安全なイベントであることが伝わるように、告知チラシの裏面などにこちらのリーフレットを掲載します。イベント当日は、受付にてリーフレットを配布し、活動前に目を通してもらったり、説明をしたりします。
●活動に参加をしてくれている子どもたちと話し合い、必要に応じて約束の内容を変えていきます。

スポーツの活動で子どもと関わる皆さんへ

今回他団体様の活動でもご活用いただけるよう、こちらのリーフレットをダウンロードして、ご利用いただけるようにいたしました。以下のお願い事項を守っていただき、ぜひ子どもにとって安心・安全なスポーツの環境を一緒につくってくださると嬉しいです。

<リーフレットをご活用いただく際のお願い>
●活動に参加をする子どもとおとなとが話し合い、皆さんの「約束」を定めてください。
●このリーフレットを配布・周知することは、子どものセーフガーディングの取り組みのほんの一部であり、これによって子どもにとってのあらゆる危害をすべて防げるわけではありません。この他にも組織でやるべきセーフガーディングの取り組み(ポリシーや行動規範の作成・運用、相談窓口、スタッフ向け研修など)を可能な限り実施できるよう努力していってください。
●組織全体、または、各活動で、セーフガーディングの担当者を最低一名は必ず設けるようにし、子どもにもわかるようにしてください。(ただし、セーフガーディングに取り組むことは、組織に関わるすべての人の責任です。セーフガーディング担当者のみの責任ではないことにご留意ください。)

コーチからの約束(ダウンロード・他団体様用)



S.C.P. Japanでは、このリーフレットを作成する際、「子どもの権利」の専門団体である 認定NPO法人 CAPセンター・JAPANさんからフィードバックをいただき、たくさんの大切なことを教えていただきました。そこで学んだことを「活用の際に大事にするポイント」としてCAPセンター・JAPANさんの許可を得て、以下に記載させていただきます。このリーフレットを活用いただく皆さんも、どうか「配るだけで終わり」ではなく、「子どもの権利」についての理解を深め、子どもの話を聴き、説明し、対話を大事に活動をしていっていただけたらと思います。


【本リーフレット活用の際に大事にするポイント】
●このリーフレットは、一人ひとりの子どもを権利行使の主体とし、一人ひとりの子どもの権利を平等に保障するという理念を土台に作成し、運用するものです。
●「コーチ(おとな)からの約束」という位置づけとなります。子どもが守る約束ではなく、おとなが守る約束を述べています。
●子どももおとなも一人ひとり持っている権利(基本的人権)があり、さらに子どもは子どもとして生きるために絶対に必要な権利「子どもの権利」を持っています。
●あえて「大人」を「おとな」と表記することに大きな意義があります。「大きな人」と表記するのではなく、「おとな」と表記し、それを目にすることがおとなにとって優位性からの脱却を図る必要性を認識する分岐点になると考えています。
●「差別されない」とはどういうことかを説明できるようにおとなは準備しなければなりません。文字にすると長くなるかもしれないので、口頭でもよいので説明することは「看板」だけにしないためにもとても重要です。例えば、「人はみんないろいろな部分が違っている。肌の色、身長、体重、できること、できないことなど違っていることはいっぱいある。それは当たり前のこと。なにもおかしいことではないよ。誰かと比べなくていい。それは大事にされていいことだよ」という言い方もできます。
子どもの権利条約の第2条「すべての子どもは、みんな平等に この条約にある権利をもっています。子どもは、国のちがいや、男か女か、どのようなことばを使うか、 どんな宗教を信じているか,どんな意見をもっているか、心やからだに障がいがあるかないか、お金持ちであるかないか、親がどういう人であるか、などによって差別されません。」(子どもの権利条約 日本ユニセフ協会抄訳)差別が何かをコーチが具体的に意識できることが重要となります。
●コーチは、「子どもにとって一番よいことを考える」ときに、子どもの意見を聞き、反映させる、応答する責任(一緒に考えることを含む)」を意識することが必要です。
●子どもの意見表明権(子どもの権利条約第12条)に触れています。おとなは「聴く」だけでなく、「子どもと一緒に考える」「説明する」ことなどを含める応答責任があります。
●セーフガ-ディングでは活動における環境面の安全確保(熱中症対策や、危険物がないようにする、など)も重要な要素です。
●今回このリーフレットに含めることができませんでしたが、子どもにどんな時に相談をして欲しいか、相談して欲しい内容をあらかじめ具体的に子どもに伝えることも大切です。「困ったことがあれば、相談してください」と言っても、子どもにとって「困ったこと」とカテゴライズされてしまうと、その「困った」ということがわからないこともあり、具体例をいくつかあげることが相談しやすい環境に繋がります。(具体的な例:ケガをした/練習に来るのが(参加するのが)つらくなった/他の子やおとなからいやなことをされた・言われた/コーチが約束を守らなかった、など)
●セーフガーディングオフィサー(担当者)に、優位性の強い直接のコーチだけがいるのではなく、その他に目に見える形で担当者が居て、さらに窓口が設けられているということが重要です。

※リーフレット作成時に 認定NPO法人 CAPセンター・JAPAN さんからいただいたフィードバックをもとに上記のポイントを作成しています。


本リーフレットをご活用いただいた皆さんも、活用しながら気づいた点や、こうしたらもっと良くなる、などのアイディアがございましたら、ぜひご共有いただけると嬉しいです。その他、本リーフレットの活用に関するご質問などお気軽に以下までご連絡ください。

お問い合わせ

一般社団法人 S.C.P. Japan(担当:井上・橋本)
TEL:090-9974-1012/Mail:info@scpjapan.com

【告知】おおくわこども食堂コラボレーションイベント「動こう!遊ぼう!楽しもう!」開催のお知らせ

2年前より年末に開催させていただいております、おおくわこども食堂さんとのイベントを今年は夏休みの時期に実施させていただきます!年齢、性別等に関係なく誰でも楽しめる「ウォーキングフットボール」をし、みんなで昼食を食べましょう!是非多くの方のご参加をお待ちしております!

※こちらのイベントは「BreakTalks」のオフラインイベントとしての企画になります。

■日時:2023年8月19日(土) 11:50〜14:20
・運動タイム(11:50~12:50):ウォーキングフットボール
・昼食タイム(12:50~14:20):昼食・団欒

■場所:mark sports community 〒921-8844 石川県野々市市堀内4-70(ゲンキー堀内店跡地)

■内容:
<運動タイム(11:50〜12:50):ウォーキングフットボール>
年齢、性別、障がいの有無に関わらずみんなで一緒にウォーキングフットボールを楽しみます。
※ウォーキングフットボールとは、歩いて行うサッカーのことです。

<昼食タイム(12:50〜14:20):カフェスペースでの昼食・団欒>
今年は夏に開催ということでカフェスペースがお祭り会場に変身!?
運動後にみんなでご飯を食べましょう!
※アレルギー対応はしておりません。

■参加対象:
年齢問わず誰でも(定員30名)
※障がいの有無や性別に関わらずどなたでもご参加いただけます!
※親子でのご参加大歓迎!

■参加費:無料/昼食代:子ども無料、大人300円

■その他:
・プログラム中のケガや事故に対する保険は主催団体が加入いたします。
・参加のお子様にはシューズのプレゼントがあります。
・本イベントはazbil みつばち倶楽部様にご支援いただいているBreakTalksの一環で開催しております。

共催:おおくわこども食堂
協力:mark sports community

※申込み締切:8月17日(木)18時まで
※定員に達し次第申込み受付を終了します。
※上記お申込みフォームよりご入力が難しい方は、info@scpjapan.com宛にメールまたは、080-3559-8485までお電話ください。

【告知】「スポーツにおけるセーフガーディング基礎研修」全三回を開催。安心・安全なスポーツ現場をつくるためのセーフガーディングの基礎を学びます。

スポーツ現場で子どもの権利を守るための正しい知識と適切な関わり方を学ぶことで、すべての子どもたちが生き生きと参加できるスポーツの場を共に作りましょう。

一般社団法人S.C.P. Japan(以下「S.C.P. Japan」と表記)は、スミセイコミュニティスポーツ推進助成を受け、2022年度と2023年度の2年間、スポーツにおける⼦どもの権利と⼈権を守るセーフガーディングの事業を実施しています。この度、NPO法人 CAPセンター・JAPAN様にご協力いただき、弁護士でジャパンセーフスポーツプロジェクトの代表を務める杉山翔一氏の監修のもと「スポーツにおけるセーフガーディング基礎研修」のカリキュラムを開発し、本カリキュラムを活用した研修会(全三回、各セッション90分)を開催することになりました。

これまでS.C.P. Japanでは、海外の専⾨家を招いたセーフガーディングワークショップの開催や、S.C.P. Japanのスタッフが講師となり、スポーツ団体の皆さまにセーフガーディング研修を実施してきました。2023年2月には、私たちが実施する草の根スポーツ現場の取り組みを、日本スポーツ仲裁機構主催の「第19回スポーツ仲裁シンポジウム」でご紹介させていただきました。また、国内外の団体と連携し、セーフガーディングの大切さを啓発するキャンペーンに参加をするなど、情報発信にも努めてきました。

そして、こうした活動を通じて、スポーツに関わるより多くの方々と、安心・安全なスポーツ現場を一緒に作っていけたらと思い、この度、草の根団体としては日本で唯一、スポーツ現場に特化した「セーフガーディング基礎研修」を実施することになりました。基礎研修で使用するカリキュラムは、専門家の皆さまにご協力いただき、「子どもの権利」を中心に据え、日本の文化や規範に考慮したカリキュラムとして開発されました。この度、できあがったカリキュラムを研修の場でようやく皆さまにお届けできることを⼤変嬉しく思います。

今回開催する研修では、様々なレベルのスポーツ組織で働く方々や、子どものスポーツ現場に関わるあらゆるおとなや保護者の方々に、スポーツ組織として安心・安全を含む「子どもの権利」をどのように守ることができるのか(セーフガーディング)について学んでいただきます。研修は、講義だけでなく、アクティビティやグループワークも行いながら、参加者の皆さまにより主体的に学んでいただけるような内容となっています。ぜひ、皆さまのご参加をお待ちしております。

スポーツにおけるセーフガーディング基礎研修の概要



1.日程:
セッション1:8月7日(月)19:30〜21:00
セッション2:8月21日(月)19:30〜21:00
セッション3:9月4日(月)19:30〜21:00

2.内容:
①セッション1
・セーフガーディングとは(背景・定義)
・安心・安全を脅かすこと・行為
・スポーツの現場で安心・安全が脅かされている例
・あらゆる形態の暴力や抑圧が容認・黙認・温存されてしまうスポーツ界の特徴

②セッション2
・人権とは/子どもの権利とは何か
・子どもに対するマルトリートメント(不適切な関わり)の見えにくさ
・子ども(選手)とおとな(指導者)の心理状態
・安心・安全を脅かす行為(人権侵害)をなかったことにしないために
・相談をされた時にあなたにできること

③セッション3
・セーフガーディングと力の不均衡
・セーフガーディングでやるべきこと

各セッションの最後には、質疑応答の時間を設けています。

3.講師:
井上由惟子(S.C.P. Japan)
元女子サッカー選手。引退後はJICA協力隊の体育隊員として2年間ブータンで過ごし、帰国後は日本サッカー協会や日本障がい者サッカー連盟などで勤務し、筑波大学大学院「スポーツ国際開発学共同専攻」の修士課程を修了。2020年一般社団法人S.C.P. Japanの設立に関わり、団体内のセーフガーディングポリシーの策定や相談窓口の設置などを担当。スポーツ関連団体向けのセーフガーディング研修の講師も務める。

4.参加対象:
セーフガーディングに関心のある方、組織でセーフガーディングオフィサーを任されている方・またはこれから任される可能性がある方、スポーツ現場で子どもの周りで活動されている方・保護者、安心・安全なスポーツの環境づくりに関心のある方、安心・安全な指導のあり方を学びたい方 など
※原則全ての回に参加できる方
※定員:25名(定員に達し次第申込受付を終了いたします。)

★本研修を通じて参加者の皆さまと一緒に目指したい姿
・子どもの権利を守りながら、子ども・選手の力を最大限発揮させることのできる、またはそのために努力することができる
・子ども・選手以外にも、弱い立場におかれている人に対して、アライとして自分の力と特権を使うことができる
・アクティブバイスタンダーとして、見て見ぬふりする傍観者ではなく、何かしらの行動を起こすことができる
・上記の事項を通して、スポーツ現場を安心・安全なものにし、スポーツの価値を守り続けることができる

5.方法:オンライン開催「Zoom」(オンライン会議システム)を使用

6.参加費:4,400円(税込)
※団体より5名以上参加の場合は10%の団体割引あり

7.お申し込み方法:
こちらのURLからお申込みください。
https://forms.gle/XjG1qWFd7QGyxAmK8
締め切りは2023年7月31日(月)18:00です。


<その他確認事項>
・原則全ての回にご参加をお願いいたします。当日体調不良等、やむを得ず参加ができなかった参加者の方には後日録画映像の共有などを検討いたします。
・研修中はブレイクアウトルーム機能を用いたグループワークなどがあります。可能な限りそちらに参加できる状態で当日ご参加いただけますと幸いです。
・定員になり次第申込受付を終了いたします。
・お申し込みいただいた皆さまに、参加費のお支払い情報をご連絡させていただきます。お支払いが確認でき次第ZoomのURLをお知らせさせていただきます。

※本事業は、スミセイコミュニティスポーツ推進助成を受け実施しています。

研修開発協力団体、監修者よりコメント

「スポーツにおけるセーフガーディング基礎研修」の内容作成にあたり、NPO法人 CAPセンター・JAPAN様のご協力と、弁護士でありジャパンセーフスポーツプロジェクト代表の杉山翔一氏のご監修をいただきました。

協力:NPO法人 CAPセンター・JAPAN
スポーツの現場で子どもと関わりながら、「なんとかしたい・・・」「何ができるだろう・・・」と考えている方にお勧めです。団体から複数名の参加もお勧めしたい!子どもの権利が “当たり前” に守られることで、子どもがスポーツを楽しみ、自分の力を発揮できる安心・安全な環境が実現できます!すべてのスポーツ関係者の皆さんが、セーフガーディングの考え方を学び、共通認識にして、それぞれの現場で活用していってくださることを期待しています。
https://cap-j.net/


監修:杉山 翔一氏(弁護士、ジャパンセーフスポーツプロジェクト代表)
あらゆる形態の虐待や差別のないスポーツ環境(セーフスポーツ)を実現するためには、スポーツに携わるすべての人がセーフガーディングの考え方を身につけることが必要です。この研修が一人でも多くの人に届けられ、セーフスポーツを実現するための仲間の輪が広がっていくことを願っています。
https://safesportproject.mystrikingly.com/


S.C.P. Japanのセーフガーディングの取り組み

■S.C.P. Japanのセーフガーディングポリシー
https://scpjapan.com/aboutus/safegurdingpolicy

■S.C.P. Japanがセーフガーディング研修を実施させていただいた団体一覧:
・ジェフユナイテッド市原・千葉アカデミー様
・ファジアーノ岡山アカデミー様
・株式会社明日葉様
・桃山学院教育大学様
・ガンバ大阪アカデミー様

■本件に関するお問合せ先
一般社団法人 S.C.P. Japan 井上・橋本
電話:090-9974-1012 メールアドレス:pr@scpjapan.com

【お知らせ】体制変更のお知らせ

一般社団法人S.C.P.Japanの活動に日頃より多大なるご支援を賜りありがとうございます。

当団体は、2020年2月の設立当初から、井上由惟子、野口亜弥の2名を共同代表とし、法人運営をして参りましたが、2023年6月1日より、代表は野口亜弥の1名体制で運営していくこととなりました。

ご報告申し上げます。

今後とも何卒よろしくお願い致します。