【報告】第一回BreakTalks「テーマ:LGBTQ」(ゲスト:村上愛梨さん)を開催いたしました。(2021.6.15)

6月15日(火)、S.C.P.Japanは、第1回目となるBreakTalksを実施しました。今回はプライド月間である6月の開催にちなんで、今年4月に同性パートナーの存在を公表した現役ラグビー選手の村上愛梨(むらかみ あいり)選手をゲストに招き、「性の多様性とスポーツ〜誰もが自分らしくプレーできる環境の重要性と共生社会のために一人ひとりができることを考える〜」をテーマに開催しました。

村上愛梨選手は、東京のラグビーチームである横浜武蔵野アルテミ・スターズに所属し現在はラグビー選手として活躍していますが、2015年までは東日本地域リーグの秋田銀行でバスケットボール選手としてプレーしていました。2019年には、ラグビー15人制日本代表として国際試合も経験しています。今年4月、代表クラスの現役選手としては初めて、同性パートナーがいることを公表し、SNSを通して同性婚の自由をはじめとするLGBTQに関する発信を行うとともに、悩みを抱える当事者の声に耳を傾け、自身のプラットフォームを活用した積極的な活動を行なっています。

前半のゲストトークでは、S.C.P. Japanでインターンをしている折目が、インタビュー形式で村上選手のこれまでの経験や現役アスリートとしてカミングアウトに至った想い、今の社会やスポーツ界に求めることなどについて思いを伺いました。

・カミングアウトをすることを決心したのは?

子どもの頃から、セクシャリティを隠すことやセクシャリティで悩むことに疲れていたため、ずっと隠すことをやめたいと思っていました。現在所属しているラグビーチームに加入した時に、コーチやチームメートがアットホームな雰囲気で自身を受け入れてくれたこと、そして現在の同性パートナーがセクシャリティに関してオープンでありカミングアウトに賛成してくれたこと、怪我により日本代表を離れたことで代表選手時代に比べてSNS上で個人の発言が述べやすくなったことなどのタイミング重なってカミングアウトを決意しました。

私はたまたまカミングアウトをしましたが、LGBTQ当事者のカミングアウトは個人の判断で行うものであり、カミングアウトに関する考え方も多様です。そもそもカミングアウトをしなくてはならないのがおかしな事であり、セクシャリティに関わらず、恋人やパートナーのことを話すことが出来るカミングアウトが必要ない社会が理想と考えています。

・セクシャリティで悩んでいた時のことと当事者へのメッセージ

高校時代LGBTQ当事者であるという理由で周りからのいじめを受けたり拒否されたりするなどのつらい経験がありました。そんな時、母親や学校の友人が支えてくれました。また、現在所属するチームのコーチが温かく受け入れてくれる方でそのコーチの雰囲気がチームメートに伝わり、チーム全体の雰囲気が温かく、自身が安全な場所にいるということを感じることが出来ました。私もそのように雰囲気を作れるような人になりたいと思っています。いじめにあっていた時はLGBTQであることは自分の弱点だと思っていましたが、今は個性の一つだと思っています。

セクシャリティについて悩むことがある時、LGBTQ当事者と話すことを勧めます。以前に比べて当事者コミュニティも大きくなり、当事者と繋がる機会は増えたように思います。私自身、つらい時相談にのってもらう機会がなかったため、自分が相談を受ける立場としてセクシャリティで悩む子どもたちの力になりたいと思います。現在SNSを通じて無料相談を行っているので、お気軽にご相談ください。

後半は、村上さんと参加者でディスカッションを行いました。今回のBreak Talksには、LGBTQ を取り巻く状況や問題についてこれまで馴染みがなかった人、スポーツに興味がない人、スポーツ競技の指導に携わる指導者の方など、様々な考えやご経験を持つ人たちが参加しました。

参加者から、「LGBTQ選手を応援するにはどのような方法があるのか、村上さんはチームに所属してからチームの温かい雰囲気を感じたとのことだが、LGBTQ当事者にとってチームに入る前はチームの雰囲気やLGBTQ当事者に対する考え方は分かりづらいのではないか、そんな中で指導者として自分が指導しているスポーツ団体がLGBTQ当事者に共感していることや、チームメートとして積極的に受け入れるスタンスであることを示すにはどのような方法があるのか、普段の生活の中で当事者と接するうえでどのような配慮が必要か」など、たくさんの質問がありました。これに対して、村上選手が自身のこれまでの経験を共有したり、考えを説明しました。また、参加者同士でも積極的に意見を交わしたりすることで、参加者がLGBTQや多様性に関して考えるとともに、他者の考えを知る機会となりました。

最後に、村上選手はメッセージとして、LGBTQ当事者の方たちに寄り添うことを示す「アライ」という立場や取り組みについて紹介し、LGBTQであってもなくても「アライ」が増えることでカミングアウトが必要のない世界に繋がるのではないかとコメントしました。また、自身がいじめ、拒否にあっていた子ども時代の思いから、LGBTQだけでなく、悩みを抱える子どもたちはたくさんいるはずであり、大人たちが子どもに手を差し伸べることの重要性を伝えました。

S.C.P. Japanは、BreakTalksを通して今後も多様なゲストや様々な活動を紹介し、多様な人々が集まる場となることで、多様性や共生社会についてより深く考えるきっかけを作りたいと考えています。

多種多様な方々20名にご参加いただき、参加者及び関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。

最後に本企画を実施するにあたり、参加を快くお引き受けいただきました村上選手、そして運営面で動いてくださったボランティアスタッフ、手話通訳の皆様に心より感謝を申し上げます。

【お知らせ】ハッピーライフケア株式会社とのアライアンスパートナーシップ締結のお知らせ

この度2021年6月1日をもちまして、一般社団法人 S.C.P. Japanとハッピーライフケア株式会社はアライアンスパートナーシップを締結させていただくこととなりましたのでお知らせいたします。
一人ひとりの個性が尊重され、誰もが自分らしく生きられるインクルーシブな社会(共生社会)を創る”という共通の目標の下、これから両団体は以下のような点で連携を強化して参ります。

  1. 共生社会を目指す上での最新情報や好事例の共有
  2. 両団体のより発展した活動のための相談
  3. 共催や協力事業の企画・運営・実施
  4. その他、両団体が必要だと合意された協力

この度のアライアンスパートーナーシップの締結に関して、ハッピーライフケア株式会社様から以下のようなコメントをいただいております。

■ハッピーライフケア株式会社コメント:
“全ての個性に敬意を”。 一人ひとりの個性が尊重され、誰もが自分らしく生きられるインクルーシブな社会を目指すという共通の目標の下、一般社団法人 S.C.P. Japanとアライアンスパートナーシップを締結いたしました。
「私たちが社会に存在する意味を探究し続ける存在でありたい」
私たちは「常識じゃなかったものを常識に」というステートメントのもと、全ての世代の人々へのライフスタイルをトータルでサポートできるよう追求しています。今後、ビジョンを共有する一般社団法人 S.C.P. Japanと共に、今よりももっと、人々が支え合う社会の実現のために、人々の人生に寄り添いつづけます。


ハッピーライフケア株式会社様とは、これまでも運動を通じた共育プログラムやフットサルイベントの実施など、様々な関わりを持たせていただいておりました。児童発達支援だけでなく、障がいのある方の就労支援や生活支援など、障がい福祉の分野で多岐に渡る活動をされている素晴らしい企業様とこのようなパートナーシップを結ばせていただけることを大変嬉しく思います。

(ハッピーライフケア株式会社様が運営をする放課後等デイサービス「グローバルキッズメソッド」の子供たちとの活動の様子)

私たちがビジョンに掲げる「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来」は決して私たちの力だけでは創ることができません。今後もスポーツ関係の団体様だけでなく、スポーツ以外の様々なセクターで活動されている方々と連携をさせていただきながら、真にインクルーシブな社会(共生社会)を目指していきたいと思います。

<ハッピーライフケア株式会社> URL:https://global-tree.jp/vision/
人の「人生」に寄り添う会社。多様な人々が共存する社会において、サポートを必要としている年代を定めるとするならば、私たちは「すべて」と答えます。物心ついた幼児からシニアに至るまで、それぞれの年代で、必要となる環境やサポート体制があります。弊社では、より多くの人々をサポートすべく、そのステージごとで最適な支援サービスを展開しています。また直接的な支援のみならず、この社会の体制が変わるよう、外部との連携事業も積極的に行っています。

S.C.P. Japanとのパートナーシップにご関心のある方は、以下よりお気軽にご連絡ください。

【告知】BreakTalksいよいよ始まります!第一回テーマは「LGBTQ」!

BreakTalksは、「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」を統一テーマに、多様なゲストをお招きし共生社会について議論するオンライン(時々オフライン)イベントです。多様なゲストや様々な活動を紹介し、多様な人々が集まる場となることで、多様性とは?共生社会とは?をより深く考えるきっかけを作ることを目的としています。

プライド月間*でもある6月のBreakTalksは、4月に同性パートナーの存在を公表した現役ラグビー選手の村上愛梨(むらかみ あいり)選手をゲストに招き、「LGBTQ」をテーマに開催致します!

*プライド月間(Pride Month)とは?
LGBTQの人権に関する運動の転換点といわれるストーン・ウォールの反乱が起こったのが1969年6月28日だったことから、6月はプライド月間(Pride Month)と呼ばれている。世界各地でLGBTQコミュニティを祝祭し、サポートを示すイベントが開催され、性自認・性的指向・性表現にかかわらず、誰もが自分らしくいられる社会を歓迎するための重要な期間である。

日時:2021年6月15日(火)20:00〜21:15

今回のテーマ
性の多様性とスポーツ〜誰もが自分らしくプレーできる環境の重要性と共生社会のために一人ひとりができることを考える〜

イベント内容:※内容は一部変更になることがあります。

  1. 主催団体紹介/ゲスト紹介(15分)
  2. ゲストトーク(25分)※インタビュー形式
    村上選手のこれまでの経験や現役アスリートとしてカミングアウトに至った想い、今の社会やスポーツ界に求めることなど、素朴な疑問をぶつけていきます!
    ※聞き手:折目真地(S.C.P. Japanメンバー/大学院生)
  3. オープン議論/Q&A(25分)
    参加者の方からの質問に答えながら、皆さんと一緒にLGBTQや多様性、共生社会について考えます。
  4. クロージング

ゲスト紹介:村上 愛梨(むらかみ あいり) 選手(@jinwagorira

東京のラグビーチーム、横浜武蔵野アルテミ・スターズ所属。現在はラグビー選手として活躍中であるが、2015年までは東日本地域リーグの秋田銀行でバスケットボール選手として3年間プレーした。銀行員時代に初めて観戦したラグビーの試合で、選手同士がぶつかり合う音に感銘を受け、ラグビーへの転向を決意。2015年にラグビーを始め、日本ラグビー協会の女子7人制種目転向者向けトライアウトに合格した。2019年には、ラグビー15人制日本代表として国際試合も経験している。今年4月、代表クラスの現役選手としては初めて、同性パートナーがいることを公表。アスリートであり性的マイノリティ当事者でもある自身の経験について共有し、LGBTQに対して閉鎖的なスポーツ界から声を上げた。SNSでは、同性婚の自由をはじめとするLGBTQに関する発信を行うとともに、悩みを抱える当事者の声に耳を傾け、自身のプラットフォームを活用した積極的な活動を行なっている。

【村上選手の記事はこちら】
朝日新聞デジタル「ラグビー女子日本代表が同性愛を公表 助言に勇気づけられて」、2021年4月26日
Number Web「高校時代は同性の恋人が『大問題になってしまった』…ラグビー・村上愛梨が“同性婚の自由”を訴え続ける理由」、2021年5月9日

■参加対象:誰でも参加OK!
 ※ボランティア手話通訳あり。U Dトークなどをお持ちの方は併用でご使用ください。

■方法:オンライン開催「Zoom」(オンライン会議システム)を使用

参加費:無料

※S.C.P. Japanは一人ひとりが自分らしく歩める未来を皆さんと一緒に創っていきたいと思っています。皆さんと情報共有をしたり、実際に多様な人たちが集まる場づくりを大切にしています。S.C.P. Japanの活動に賛同し、応援してくださる場合は、500円から皆さんのお気持ちに合わせて参加費として任意でご寄付をご検討いただけますと幸いです。

<BreakTalks応援寄付ページ>https://checkout.square.site/merchant/MLFJE3VBHV9PV/checkout/2OVCCOTTHYM4ED343ILCQAHJ

※お申込みは6月13日(日)18時までとさせていただきます。

【報告】全5回に渡り、LGBTQ+オンラインイベントを開催いたしました。 (ユース向けver 2021.3.14/3.25/3.29、TRP2021ver 2021.4.25/5.4)

「WE ARE FRIEND!〜みんなと繋がるLGBTQ+オンラインイベント〜」と題し、全5回に渡ってディスカッション形式のオンラインイベントを実施しました。

イベントの企画・進行を行わせていただいた高校生インターンのSaraと申します。
この度は、WE ARE FRIENDS というイベント名にある通り、参加者の皆様、そして主催者側も含め、新しい出会いと学びの場になればと思い企画させていただきました。


【第1弾 ユース向け/学校生活について語る】

中学生から大学院生の学生を対象とした第一弾は、現役サッカー選手のMeimi Tomochikaさんをゲストにお招きして 3月14日、24日、29日の3日間にかけて行いました。各回の参加対象者を分けることで、それぞれの本音を聴くことができるいい機会になったかと思います。

第1回、第2回は学校生活について、という広いテーマで語り合いました。ディスカッションイベントというよりかは、お話し会のようなアットホームな雰囲気で趣味のお話も盛り上がりました!また、セクシュアリティ関係なく誰でも参加可能の第3回では、「アウティング」をテーマに2つのグループに分かれてディスカッションを行いました。

実際に使用した資料

【第2弾 TRP2021プライドウィーク】

4月24日(土)〜5月5日(水)にかけて行われたTRP2021プライドウィークに参加いたしました。第2弾は第1弾とは異なり、セクシュアリティも年齢も問わず誰でも参加可能という形で行いました。様々な世代の方が集まってくださり、自分の時代には無かった悩みや反対に良くなってきたこともお聴きすることができました。

第1回4月25日(日)では、第1弾で好評だった「アウティング」をテーマに、自分だったらどうするか?ということについて議論しました。シスジェンダー(ヘテロセクシュアル)の方にLGBTQ+当事者への配慮を求める声を良く耳にしますが、LGBTQ+当事者間の配慮も忘れてはいけないことを再確認しました。

第2回5月4日(火・祝)では「もし自分がLGBTQ+当事者の生徒を持つ教員だったら」をテーマにディスカッションを行いました。

各回で取り上げたテーマは、どれも身近に起こり得る日常の一コマです。LGBTQ+の知識はあるけれど、改めて考えてみると“どう行動すべきか分からない”ということは少なくありません。このイベントを機により多くの人がLGBTQ+について考え、他人事ではなく、誰もが当事者であるということを感じていただければ幸いです。

【報告】WEリーグが主催する「第二回WE MEETING」にて講師をさせていただきました。(2021.5.6)

2021年5月6日(木)に一般社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)が主催する「第二回WE MEETING」にて共同代表の野口亜弥が講師を務めさせていただきました。

WEリーグとはWomen Empowerment Leagueの略称であり、今年の9月に開幕する日本初の女子のプロサッカーリーグです。女子サッカー、スポーツを通じて多様性の溢れる社会、女性が輝く社会を実現することが理念として掲げられています。

第二回WE MEETINGでは、「サッカーを通じて女性がエンパワーメントされるとはどういったことなのか」、「誰もが力を発揮できるスポーツ文化をどのように作っていくべきなのか」、そして「多様性が尊重される社会の実現にスポーツはどのように貢献できるのか」について、ジェンダーの視点から選手の皆さんとディスカッションさせていただきました。

WE MEETINGを経て、WEリーグの行動規範である「クレド」の開発が進められています。
日本のスポーツ界の歴史的な瞬間に関われたことは大変嬉しく、光栄な機会をいただき感謝しています。

尚、「第一回WE MEETING」の様子はWEリーグのホームページよりご覧いただけます。

【お知らせ】本建て正藍染の彩来デザインとコラボ企画。S.C.P. Japanのユニフォームを制作しました。

この度、S.C.P. Japanは本建て正藍染の「彩来デザイン」とコラボして、S.C.P. Japanのユニフォームを制作しました。

本建て正藍染とは、室町時代から続く日本古来の技法で、染めの工程で使われる全ての原料が土に還ることのできる、最もエコの藍染方法です。(彩来デザインのリーフレットより抜粋)

「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」というビジョンを掲げて活動をしている私たちは、スポーツを通じて共生社会の実現を目指しています。共生社会は、多様な人々と共に豊かに生きるだけではなく、私たちが生かされている場所、環境や自然をも大切にしていくことだと考えています。場所、自然や環境に対して愛情を持つことができる活動を当たり前にしていくだけでなく、共感してくれる仲間をスポーツを通じて増やしていきたいと思います。

元プロサッカー選手の品田彩来さんに上記の私たちの想いをお伝えさせていただいたところ、品田さんが引退後に「彩来デザイン」として取り組む「本建て正藍染」の方法で、着なくなった古着をアップサイクルしてS.C.P. Japanのユニフォームとして活用させていただくことになりました。

このコラボレーションをきっかけに、私たちの活動の中に少しずつ環境や地球について考えられる取り組みを取り入れていけたらと思っています。

彩来デザインとは?

彩来デザインでは、「もっともエコな藍染」とされる本建て正藍染を通して、個人でできるサステナブルライフを提案します。伝統的な日本古来の技術と、アメリカ・スウェーデン・フィンランド・スペインで計10年間過ごしてきた中で培われた現代的なインスピレーションによる意匠を融合させたデザインで、今までにない藍染の姿を表現します。伝統やエシカルという言葉に対して肩に力を入れずに、この技法でしか出せない独特の色合いを楽しみながら、環境にも優しくありたい。彩来デザインは、ファッションとエコを両立させる、新しい時代のスタイルを目指しています。
千葉県大網白里市の海岸近くにある正藍染工房は、安政年間創業の大矢織物の蔵の一室をお借りしています。古くから建っている木造の蔵は醗酵を促すには最適で、より独特な藍色を作ることができます。お手元にある服の染め直し、自己ブランドとのコラボレーション、日常と少し違った風景での1日正藍染体験など、お気軽にお声がけください。

S.C.P. Japanとのコラボに至った理由

ジェンダーフリーの観点から、ユニセックスの製品にも積極的に取り組んでいきたいと考えていた中、今回のS.C.P.Japanさんとのコラボはまさに最高の企画でした。
ネット社会の発達により、以前よりも少数派が声を上げやすくなったり、ニッチなところで繋がることができて仲間が作りやすくなったりしてきているように感じますが、まだまだ全体的な社会での共生という部分では改善されるべきことがたくさんある気がしています。だからこそ、共感できる仲間と繋がって共に声を上げていくことがとても重要だと思います。今回のコラボを機に、少しでも誰かの心に多様性についてや環境問題について関心を持つきっかけを作れていたら幸いです。

彩来デザインの日々の様子はInstagramから。

【お知らせ】日本障がい者サッカー連盟との連携に関するお知らせ

この度、一般社団法人 S.C.P. Japanは、一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)と業務委託契約を締結し、以下の活動に協力をさせていただくことととなりましたのでお知らせをいたします。

  • JIFFインクルーシブフットボールフェスタ(東京)
  • JIFFインクルーシブ教育プログラム

今回の連携を通してS.C.P. JapanはJIFFと共に、ダイバーシティ&インクルージョン及び「共生社会」の推進に向けて取り組んで参ります。

<一般社団法人 日本障がい者サッカー連盟(JIFF)> URL:https://www.jiff.football/
「広くサッカーを通じて、障がいの有無に関わらず、誰もがスポーツの価値を享受し、一人ひとりの個性が尊重される活力ある共生社会の創造に貢献すること」を理念に掲げ、7つの障がい者サッカー競技団体*をサポートする中間支援組織です。公益財団法人日本サッカー協会の関連団体として2016年4月に設立され、組織基盤強化、コミュニケーション推進、フットボール連携等の活動を行っています。

* 7つの障がい者サッカー競技団体=特定非営利活動法人日本アンプティサッカー協会、一般社団法人日本CPサッカー協会、特定非営利活動法人日本ソーシャルフットボール協会、特定非営利活動法人日本知的障がい者サッカー連盟、一般社団法人日本電動車椅子サッカー協会、特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会、一般社団法人日本ろう者サッカー協会

<一般社団法人 S.C.P. Japan> URL:https://scpjapan.com/
「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」というビジョンの下、スポーツを通じた教育・研修・人材育成・国際協力事業等を行い、共生社会を推進する活動を行っています。

【告知】PRIDE MATCH開催

プライドハウス東京のコンソーシアムメンバーとして活動をしているS.C.P. Japanはアスリート発信チームの活動に取り組んでいます。4月29日のノジマステラ神奈川相模原のホームゲームと、5月2日の大和シルフィードのホームゲームにてPRIDE MATCH(プライドマッチ)を開催することとなりました。詳細は以下のリンクよりご覧ください。

【報告】開発と平和のためのスポーツ国際デー特別ウェビナーを開催いたしました。(2021.4.6)

4月6日は国連が定めた「開発と平和のためのスポーツ国際デー(International Day of Sport for Development and Peace: IDSDP)」です。スポーツを通じた共生社会創りを推進するS.C.P.Japanは、「開発と平和のためのスポーツ国際デー」を祝して特別オンラインイベントを開催いたしました。

イベントでは、「開発と平和のためのスポーツ:専門人材の必要性とその活動フィールド」をテーマにパネルディスカッションを行いました。パネリストとして、開発と平和のためのスポーツ(Sport for Development and Peace:SDP)の専門人材を育成する大学院プログラムを有する筑波大学スポーツ国際開発学共同専攻にて教員を務めていらっしゃる山口拓先生、同専攻の修了生や元研修員であり現在スポーツを活用して社会課題の解決に取り組んでいらっしゃる実践家の坂口麻衣さんや篠原果歩さんをお招きしました。
これに、バルサ財団日本プロジェクトコーディネーターを務めるS.C.P. Japan共同代表の井上がパネリストとして加わり、S.C.P. Japan共同代表の野口のファシリテートのもと、SDPの実践家の活動や今後活動が期待できる分野、そして専門人材を育成することの重要性について議論しました。

【SDPにおける専門人材について、パネリストのお言葉】

「SDPにおける専門人材とは、スポーツの持つ良い面も悪い面も理解したうえで、スポーツが人々にとって出来ることと出来ないことを分析し、課題に対するスポーツの活用を実践できる人だと思います。SDPにはボランティアとして関わる方、プロジェクトに従事する方、助成事業を担当する方などがいらっしゃって、様々な方々が様々な形態で関わっています。今後はSDPに関わる人材をまとめることができる人材が必要だと考えます。
日本では古くから剣道を青少年育成に利用したりお祭りが地域の結束を高めるために活用したりと、歴史があります。必ずしも新しい活動を取り入れることが必要ではなく、今行われている取り組みに価値を見出すことも重要ですし、海外で取り入れられているものを日本に持ち帰ることもできるのではないかと考えています。」
(山口 拓さん 、筑波大学体育系助教)

「スポーツは、ジェンダー、健康など様々な分野の課題解決に活用できます。ただし、同じ課題でも国や地域によって状況も異なり、課題解決におけるスポーツの活用方法も異なります。大学院では、スポーツが社会における課題解決に貢献した一つ一つのケースを体系的に繋げていくことや、これまでのSDPに関する取り組みの教訓を学ぶことができました。SDPについて体系的に学んだ人がいろいろな業界で活躍していくことが大事だと思っています。日本の課題に目を向け、その課題にスポーツをどのように活用できるのか批判的に考えながら、具体的な活動に繋げることが重要だと考えます。」
(坂口 麻衣さん、日本スポーツ振興センター情報・国際部 国際戦略課プログラムオフィサー)

「『Think globally, act locally(地球規模で考え、足元から行動せよ)』への思いから、ドイツに本部を置く国際スポーツ団体からローレウス財団に転職しました。現在は、スポーツを通じて国内の課題解決に取り組む団体への助成事業を担当し、日本のスポーツ政策やニーズ、事業効果を測定・分析しながら展開しています。SDPにおける専門人材とは、スポーツの社会的な価値を見つける専門家、社会とスポーツの結びつきを作る専門家だと思います。国際的に見るとスポーツの世界は西洋の分野や力が強いですが、アジアの良さ、日本の良さを海外に発信できる人材も必要かと考えます。」
(篠原 果歩さん、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団助成事業マネージャー)

「大学院での勉強を通してスポーツを否定的・客観的に見ることの重要性を学びました。現在S.C.P. Japanで日本の若者のソーシャルインクルージョンに関する活動をしていますが、コミュニティーの状況はケースバーイであることやインクルージョンの在り方も様々であることを意識したうえで、子供たちが過ごしやすい環境とはどんな環境なのか、関係者で協議をしながら考えていくというプロセスを大切にしています。」
(井上 由惟子、S.C.P. Japan共同代表/バルサ財団日本プロジェクトコーディネーター)

パネルディスカッションの後半では、イベント参加者からの質疑応答の時間を設け、スポーツと外交の関係、コーチング、スポーツと環境保護などについても意見交換を行いました。
そしてイベントの最後には、フランスモナコを拠点にスポーツと開発に取り組む団体「Peace and Sport」が進めるホワイトカードキャンペーンに参加しスポーツを通じた平和促進の意思表明を行うため、参加者が白い紙を掲げて記念撮影を行いました。

パネルディスカッションの時間が短く、テーマについてまだまだ深掘りできる要素が沢山残る会となりました。いずれ第2弾も開催したいと思います。

S.C.P. Japanは、ミッションのひとつに「スポーツを共生社会創りに活用できる実務者を育てる」ことを掲げています。そのため、人材育成に取り組む方、学問や実践を通してSDPに関わる方からお話しを伺う企画が実現したことを大変嬉しく思います。本日のイベントのような議論が国内でも盛んになり、社会とスポーツの接点を作る議論が増えていくことを願っています。
普段からスポーツに関わる方、現在スポーツと開発の勉強をされている方、スポーツの指導者、学校教員をされている方など多種多様な方々51名にご参加いただき、参加者及び関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。

最後に本企画を実施するにあたり、参加を快くお引き受けいただきましたパネリストの皆様、そして運営面で動いてくださったボランティアスタッフ、手話通訳の皆様に心より感謝を申し上げます。

【告知】プライドウィーク2021オンラインイベント

TRP2021プライドウィークに合わせて、「WE ARE FRIENDS!〜みんなと繋がるLGBTQ+オンラインイベント〜」を実施します!今回の対象者は前回(2021/3/14・24・29)とは異なり、中学生以上であれば誰でも参加OK!二日間に渡り、第1回は「アウティング」、そして第2回は「もし自分がLGBTQ+当事者の生徒を持つ教師だったら」というテーマについてディスカッションを行います。メインイベント後には自由参加のフリートーク交流会も用意しているので、普段は聞けない違う世代のお話が聞けるかも、、、?

□イベント名:「We are friends!~みんなと繋がるLGBTQ+オンラインイベント~」

□日時:①4月25日(日)、②5月4日(火)
※両日とも 18:00~19:00 (17:50〜入室可能、交流会に参加される方は19:30まで)

□対象者:中学生以上/セクシュアリティ関わらず誰でも参加OK /各回先着15名まで

□参加費:無料

□当日の参加方法:オンライン開催「Zoom」(オンライン会議システム)を使用
※カメラオフ・仮名(偽名)での参加可