【告知】「スペシャルイベントin金沢」開催のお知らせ

この度12月26日(日)と12月28日(火)に石川県金沢市にて、S.C.P. Japan主催のイベントを実施することとなりました。北陸地方で行う初めての活動となります。ダイバーシティ&インクルージョンを推進するという目的の下、2日間の中で様々な地域団体と連携をしプログラムを実施して参りますので、是非多くの方のご参加をお待ちしております!

■プログラム①(12月26日):
『なでしこ「夢」イベント』 〜女の子の夢から限界をなくそう〜

※こちらのイベントは2021年6月より実施をしている「BreakTalks」のオフラインイベントとしての企画になります。

■趣旨:女子サッカーの普及と環境を整備することを目指し、女性アスリートのキャリアについて考え、スポーツによる「ダイバーシティ*とソーシャルインクルージョン*」を働きかける機会として実施する。

(*1) ダイバーシティ:性別や人種、年齢,性格、性的指向、学歴、価値観などの多様性を受け入れ、多様な人材を積極的に活用しようという考え方
(*2) ソーシャルインクルージョン:すべての人々を孤独や孤立、排除や摩擦に対し、社会全体で援護し、健康で文化的な生活につなげ、社会の構成員として包み支え合おうという考え方

日時:2021年12月26日(日)14:30〜16:00(14:00受付開始)

場所:金沢城北市民運動公園内「金沢プール・会議室」(〒920-0012 石川県金沢市磯部町ハ55)

内容:
元なでしこリーガー2名によるキャリアトークとパネルディスカッションにより、子どもたちに夢に向かって努力することの大切さを伝えると共に、女性のキャリアについて考える。

■参加対象:小学校高学年以上の選手、または、女子スポーツに関わる指導者

■参加費:無料

■定員:20名

■ゲスト:
・繁浪 由希(金沢市出身、元なでしこリーガー、現幼稚園教諭、一般社団法人S.C.P. Japan理事)
・井上 由惟子(千葉県出身、元なでしこリーガー、元JICA海外協力隊、一般社団法人S.C.P. Japan共同代表)

後援:金沢市、金沢市サッカー協会、テレビ金沢、北國新聞社
協力:ヘミニス金沢フットボールクラブ、かなざわ千木接骨院
支援:アニタ・ホワイト財団

※申込み締切:12月17日(金)18時まで
※定員に達し次第申込み受付を終了します。
※上記お申込みフォームよりご入力が難しい方は、info@scpjapan.com宛にメールまたは、080-3559-8485までお電話ください。


■プログラム②(12月26日):
バルサ財団「FutbolNetプログラム」の実践と紹介

趣旨:スペインのバルサ財団が提唱する共生社会に必要な価値観(敬意・努力・チームワーク・謙虚・野心)を、「FutbolNetプログラム」(レクリエーションスポーツ/運動遊び)を通じて子どもたちに伝えると共に、「FutbolNetプログラム」について子どもと関わる大人(スポーツ指導者等)の方々にご紹介します。

日時:2021年12月26日(日)17:30〜19:00(17:00受付開始)

場所:金沢城北市民運動公園内「あめるんパーク」(〒920-0012石川県金沢市磯部町ロ25-1)

■内容:子ども達にはレクリエーションゲームやスポーツのアクティビティを通して価値観を学ぶ「FutbolNetプログラム」を体験していただき、見学者に対しては子どもの活動をご見学いただきながらプログラムについての簡単な解説をさせていただきます。

参加対象:小学校3~6年生
(性別、運動の得意不得意、障がいの有無等に関係なく、対象学年の範囲であればだれでも参加OK)

参加費:無料

定員:20名 その他、指導者・保護者の見学可

後援:金沢市、金沢市サッカー協会、テレビ金沢、北國新聞社
協力:ヘミニス金沢フットボールクラブ、かなざわ千木接骨院
支援:アニタ・ホワイト財団

※申込み締切:12月17日(金)18時まで
※定員に達し次第申込み受付を終了します。
※上記お申込みフォームよりご入力が難しい方は、info@scpjapan.com宛にメールまたは、080-3559-8485までお電話ください。


■プログラム③(12月28日):動こう!走ろう!遊ぼう!*

※こちらのイベントは2021年6月より実施をしている「BreakTalks」のオフラインイベントとしての企画になります。

■日時:2021年12月28日(火) 11:00〜14:00
・第一部(11:00~12:00):子どもを対象とした運動遊び&昼食タイム(12:00~13:00)
・第二部(13:00~14:00):ウォーキングサッカー交流会

■場所:mark sports community 〒921-8844 石川県野々市市堀内4-70(ゲンキー堀内店跡地)

■内容:
<第一部(11:00〜12:00):子どもを対象とした運動遊び>
子どもたちに運動することの楽しさを伝え、運動を通して相手を思いやる気持ちを学びます。運動プログラムの後には集まった参加者と昼食会を開催。
※障がいのあるお子様も女の子も安心してご参加いただけます。

昼食タイム(12:00~13:00):カフェスペースでのお弁当配布・団欒

<第二部(13:00〜14:00):ウォーキングサッカー交流会>
年齢、性別、障がいの有無に関わらずみんなで一緒にウォーキングサッカーを楽しみます。

■参加対象:
・第一部:3歳以上の未就学児~小学生(定員20名)
※保護者の方、3歳未満のお子様もお弁当一緒に食べること可能です!(お弁当:子ども無料、大人300円)
・第二部:年齢問わず誰でも(定員20名)
※障がいの有無や性別に関わらずどなたでもご参加いただけます!

■参加費:無料

共催:おおくわこども食堂
後援:金沢市
会場協力:mark sports community(https://markspo.com/)
支援:アニタ・ホワイト財団

※申込み締切:12月17日(金)18時まで
※定員に達し次第申込み受付を終了します。
※上記お申込みフォームよりご入力が難しい方は、info@scpjapan.com宛にメールまたは、080-3559-8485までお電話ください。

【告知】スマイルサッカー教室開催のお知らせ

■イベント名:スマイルサッカー教室

■趣旨:障害の有無、性別、経済レベル、人種等に関係なく誰でも参加できる運動遊び(サッカーなど)を行いながら「リスペクト」「チームワーク」「チャレンジ」の3つのキーワードを学んでいく。そして、誰もがハッピーにプレーするためにはどうしたらよいのか考える機会となることで、自他ともに尊重する心と他者と共に生きる力を育む。

■日程(予定):全4回(日曜日開催) 10時30分〜11時30分
2021年12/5(日),2022年1/30(日),2/27(日),3/13(日)

■会場:リアクション柏(千葉県柏市千代田2-11-7カワチ薬品柏中央店2階 ※柏駅より徒歩12分)

■参加対象:4さい以上の未就学児・小学生(対象年齢以外の方でも相談可)
※女の子、経済的にスポーツ活動等に参加が難しいと考えている方、障がいがあることを気にされている方、運動が苦手な方など気にせずOK!だれでも大大大歓迎です!

■募集人数: 20名ほど

■参加費: 無料

■応募方法:
① オンライン申込みによる応募(以下のボタンより申込みフォームへ飛べます)

② 本フォームでのお申込みが難しい方は、以下の「連絡先」へご連絡ください。
連絡先:一般社団法人 S.C.P. Japan(担当:繁浪・井上)
TEL:080−3559−8485
MAIL:info@scpjapan.com

■プログラムの様子

■主催:一般社団法人 S.C.P. Japan(https://scpjapan.com/
「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来を創る」というビジョンの下、スポーツを通じた教育・研修・人材育成・国際協力事業等を行い共生社会を推進する活動をしています。
■協力団体(会場提供):リアクション柏(https://www.reaction-kashiwa.com/
■支援団体:日本財団HEROs

<新型コロナウイルス感染症対策>
① 参加者及び引率者は主催者が指定する健康チェックシートを提出していただきます。
② 当日、以下の事項に該当する場合は、自主的に参加を見合わせていただきます。
 ・体調がよくない場合(例:発熱・咳・咽頭痛などの症状がある場合)
 ・同居家族や身近な人に感染が疑われる方がいる場合
 ・過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航、又は当該在住者との濃厚接触がある場合
③ 当日来場される方は必ずマスク又はフェイスシールド等を着用していただきます。(活動中を除く)。
④ 当日会場で体調が悪い場合は、帰宅をお願いする場合がございます。
⑤ ご参加いただく上で主催者が示す注意事項を遵守していただきます。

※お申し込みは先着順となります。お早めにお申し込みください。

■お問い合わせ
一般社団法人 S.C.P. Japan(担当:繁浪・井上)
TEL:080−3559−8485
MAIL:info@scpjapan.com
WEB:https://scpjapan.com

【報告】第三回BreakTalks「テーマ:インクルーシブな場づくり」(ゲスト日比秀則さん)を開催しました。(2021.10.26)

10月26日(火)、S.C.P.Japanでは第三回となるBreak Talksを実施しました。「インクルーシブな場づくり」というをテーマに、任意団体「ウォーキングサッカー・イン・ザ・サイレンス」で活動され、聴覚障がいをもつ当事者でもある日比秀則さんをゲストにお招きし、聴覚障がいやデフサッカー、ウォーキングサッカー・イン・ザ・サイレンスの活動についてお話していただきました。さらには日比さんのお話をキッカケに、「インクルーシブって何だろう?」「インクルーシブな場づくりの工夫」などについても参加者の積極的な発言から意見交換する機会となりました。

まず、今回のゲストである日比さんが聴覚障がいをおもちだからというだけでなく、参加者のリアクションがないとスピーカーはちょっと寂しいねということで、「聞きながら頷くなどのリアクションを取ってみましょう。」や、簡単な手話の共有、そしてUDトークというシステムを活用してZoomに字幕表示をしながら進めることが主催者から説明されました。もちろん、今までのBreak Talksと同様に、手話ボランティアの方々による手話通訳も行われました。

聴覚障がいについて

前半のゲストトークでは、日比さんがご自身の聴覚障がいについて、「聴こえない」「聴こえにくい」とはどういうことなのか?ということを、言葉だけでなくイラストなども交えて紹介してくださりました。

聴覚障がい者とは、耳の聞こえない方、聞こえにくい方のことです。日比さんご自身は、「先天性感音性難聴 105dB(デシベル)」という症状になるそうです。日比さんの「聴こえにくい」という感覚の説明は、下記のようなイラストも交えながら行われました。日頃「聴こえている」なかで生活しコミュニケーションしている参加者にとって、すぐにすべてを理解することは難しくても、「聴こえない、聴こえにくいとは、こういうことかな?」と想像をすることができるよう、とてもわかりやすくご説明いただきました。

日比さんご自身は、幼少期から成長の過程で、特別支援クラスなどもない環境の中で過ごされたそうです。学校生活では、一番前の真ん中の席に座り授業を受け、発表は免除などの配慮はあったようですがほとんどの授業が、教員の話している内容がわからないまま進んでいたそうです。当時は、発表の免除は「ラッキー!」ぐらいに考えていたそうですが、人前で話をすることに関して成功体験も失敗体験もすることなく、社会に出てから人前で話すことを初めて経験し、難しさを感じたということもお話してくださいました。「BreakTalksのゲストを務める今もとても緊張しています。」と素直なお気持ちを参加者の方に伝えてくださいました。

発声に関しては、小学校1年から6年生まで「ことばの教室」に通われ、言語聴覚士の先生に発声の仕方を学ばれたそうです。それでも、例えば「自動車」と発声して人に上手く伝わらない時は、「車」という言葉に言い換えるなどして伝える工夫をされていることも教えてくださいました。

手話は、小中高と手話を覚える機会のないまま過ごされて、大学生になってから同じ障がいの方と出会い、手話を覚えるきっかけになったというエピソードもお話くださいました。

デフサッカーの魅力

デフサッカーは、「音のないサッカー」とも呼ばれ、健聴者同士の試合と比較すると試合中の発声はほとんどありません。だからこそ、「目に見える情報だけで判断し、ゲームを進める」というのがデフサッカーの魅力の一つでもあると日比さんは教えてくれました。例えばディフェンスラインは、何も声をかけ合うことなく無言でラインを揃えてオフサイドトラップをかけるなど具体的な事例もご紹介くださいました。

ウォーキングサッカー・イン・ザ・サイレンスの活動

日比さんは、長年、サッカーに携わっており、2019年に日本サッカー協会のスポーツマネジャーズカレッジ(SMC)サテライトを受講したことをキッカケに、「ウォーキングサッカー・イン・ザ・サイレンス」という活動を企画し、2020年1月に任意団体を設立。東京と横浜で月に1回ほどのウォーキングサッカーの活動や、月に1回オンラインにて「手話べり」という活動を行っています。

【ウォーキングサッカー・イン・ザ・サイレンスのHP】https://wsits2020.com/

ウォーキングサッカー(ウォーキングフットボール)は、性別や年齢に関わらず、初心者・経験者のスキル差も気にすることなく行えるスポーツです。ここ3~4年で日本ではインクルーシブ・スポーツとして注目されるようになりました。(日本ウォーキング・フットボール連盟 https://jwfl.amebaownd.com/
日比さんも「一人ひとりに合ったコミュニケーション方法(声を出すコミュニケーションが苦手、難しいなど)」に関して、それぞれが自主性・主体性を持って、楽しみながら理解するきっかけを作ることを目的にウォーキングサッカーを活用しようと考えたそうです。

東京での「ウォーキングサッカー・イン・ザ・サイレンス」の活動では、他のウォーキングサッカーの活動と異なる点があります。それが試合時のルールです。1ゲーム目2ゲーム目は音や声を出すことを禁止とし、最後の3ゲーム目には音や声を出してもOKとします。1ゲーム目2ゲームでの体験を経て、3ゲーム目では一人一人が主体的に聴覚障がい者が孤立しないよう考え行動(プレー)します。「一人ひとりに合ったコミュニケーション」って何だろう?どうすれば、聴こえない人も聴こえにくい人も、聴こえる人も、声を出すことが苦手な人も、コミュニケーションを取ることができるのか?をウォーキングサッカー・イン・ザ・サイレンスを通して体験することができるのだと感じました。その他、横浜での活動では、障がいのあるなしも年齢もごちゃ混ぜになって行うインクルーシブなウォーキングサッカーも展開しています。

インクルーシブな場とは?

前半のゲストトークを受けて、後半は「インクルーシブって何だろう?」「インクルーシブな場づくりの工夫」などを参加者の方が積極的に意見交換をすることで交流する時間となりました。

インクルーシブな場を提供するために、参加者を「誰でも」と表現することで誰でもが参加しやすくなる場にならないという課題が共有されたり、困っている人が「困っていることに気づき、助けてほしい」と周りに助けを求められる環境が大事だよねという議論になったりと、いろんな立場の参加者が意見することができました。

日比さんからも、参加している子どもは「ただいるだけ」で楽しそうなのに、周囲の人はお世話をしようとしすぎてしまう時があると活動における課題の共有もありました。

最後に、日比さんから「インクルーシブって言葉だけだと難しく感じますよね。私は『インクルーシブ=お互いさま』だと思っています。」という発言があり、その言葉がとっても腑に落ちるような感覚を皆で感じながら、第三回BreakTalksは、時間いっぱいまで盛り上がって終了となりました。

S.C.P. Japanは、BreakTalksを通して今後も多様なゲストや様々な活動を紹介し、多様な人々が集まる場となることで、多様性や共生社会についてより深く考えるきっかけを作りたいと考えています。

最後に本企画を実施するにあたり、参加を快くお引き受けいただきました日比さん、運営面で動いてくださったボランティアスタッフ、手話通訳の皆様、そしてご参加いただきました参加者及び関係者の皆様に心より感謝申し上げます。