【お知らせ】令和7年度運動プログラム「ハッピースポーツ教室」「Find Fun スポーツ教室」の参加者募集・FC RESIA(障がいのある女の子・女性のサッカーチーム)メンバー募集

一般社団法人S.C.P. Japanは、今年度も引き続き、令和7年度運動プログラム「ハッピースポーツ教室」「Find Fun スポーツ教室」・FC RESIA(障がいのある女の子・女性のサッカーチーム)の活動を実施し、参加者(メンバー)を募集いたします。
新たな取り組みとしては、弊団体に理学療法士のスタッフ・ボランティアを迎え、より安心・安全な活動を実施していきます。

S.C.P. Japanでは、障がいのある子ども/女の子がそれぞれのニーズに合った形で選択し参加ができるよう3つの活動を展開しています。
1、ハッピースポーツ教室(インクルーシブスポーツ教室)・・・障がい・性別・年齢関係なくまぜこぜで楽しむ
2、Find Fun スポーツ教室 (障がいのある女の子のためのスポーツあそびの教室)・・・障がいのある女の子同士が安心して楽しむ
3、FC RESIA(障がいのある女の子のための女子サッカーチーム)・・・TEAM-BASEで定期的に仲間とサッカーを楽しむ

ぜひ、皆さんが参加したい活動の内容をチェックしてみてください!
もちろん並行しての参加もOKです。


■イベント名:ハッピースポーツ教室

■趣旨:障害の有無、性別、国籍等に関係なく一緒にスポーツを楽しむ教室。みんなで一緒に楽しめるスポーツやあそびを行う中で「リスペクト」「チームワーク」「チャレンジ」の3つのキーワードを体験的に学んでいきます。誰もがハッピーにプレーするためにはどうしたらよいのかを一緒に考えながら、自他ともに尊重する心と他者と共に生きる力を育みます。

■日程(予定):全10回(日曜日開催) 12:30〜13:30(12:20受付開始)
2025年6月15日, 7月13日, 8月3日, 9月7日,10月5日, 11月2日, 12月7日, 2026年1月18日,2月1日,3月1日
※全日参加/お試し参加お選びいただけます。
※日程は変更になる可能性があります。変更の場合は前もってご連絡差し上げます。

■会場:柏市立田中北小学校体育館(千葉県柏市船戸1-7-1 ※柏たなか駅より徒歩10分)
※駐車場あり
※夏季(7/13、8/3、9/7)は空調設備のあるリアクション柏(千葉県柏市千代田2-11-26カワチ薬品柏中央店2階)にて実施いたします。

■参加対象:4さい以上の未就学児・小学生(対象年齢以外の方でも相談可)
※女の子、経済的にスポーツ活動等に参加が難しいと考えている方、障がいがあることを気にされている方、運動が苦手な方など気にせずOK!だれでも大大大歓迎です!親子での参加も可能です!

■募集人数:20名ほど

■参加費:無料

■内容:様々なスポーツを行います!昨年度はいろいろ鬼ごっこ、Tボール、サッカー、テニス、ピックルボールを実施しました。

■応募方法:


※ 上記のフォームでのお申込みが難しい方は、お問合せ事項に記載の「連絡先」へご連絡ください。

■お問い合わせ:
一般社団法人 S.C.P. Japan(担当:久保田・繁浪)
TEL:080−3559−8485  
MAIL:play@scpjapan.com

■活動の様子:

■教室名:Find Fun スポーツ教室 〜障がいのある女の子のためのスポーツ教室〜

■内容:スポーツや運動をみんなで思いきり楽しむ教室です。いろいろなレクリエーションやスポーツを知ったり・体験したりして、「動くこと」「人と関わること」「新しいことに挑戦する」ことなどの楽しさを味わえます。調子がのらない日には無理しなくて大丈夫!この教室では、ありのままの自分でみんなが安心していられる「居場所」を皆さんとつくっていきます。これまで当教室では、いろいろ鬼ごっこ、Tボール、サッカー、テニス、ピックルボールなどを実施しました。

■日程(予定):全10回(日曜日開催) 13時45分〜14時45分
2025年6月15日, 7月13日, 8月3日, 9月7日,10月5日, 11月2日, 12月7日, 2026年1月18日,2月1日,3月1日
※全日参加/お試し参加お選びいただけます
※会場の都合やプログラムの内容等により会場や開催日が変更となることがあります。

■会場:柏市立田中北小学校(千葉県柏市船戸1-7-1※柏たなか駅より徒歩10分)
※駐車場あり
※夏季(7/13、8/3、9/7)は空調設備のあるリアクション柏(千葉県柏市千代田2-11-26カワチ薬品柏中央店2階)にて実施いたします。

■参加対象:
・知的障がい、発達障がい、精神障がい、脳性まひ等のある人、またはそうかも?と感じている人
※上記以外の障がいの方もお気軽にご相談ください。
・年齢:6歳以上〜
・性別:女性*
※性自認が女性の方。女性を対象としたイベントであることをご理解いただいているノンバイナリーの方を含みます
※一人で参加が不安な時は「親子で参加」「兄弟姉妹で参加」も大歓迎!!

■募集人数:15名ほど

■参加費:無料

■応募方法:


※ 上記のフォームでのお申込みが難しい方は、お問合せ事項に記載の「連絡先」へご連絡ください。

■お問い合わせ:
一般社団法人 S.C.P. Japan(担当:井上・繁浪)
TEL:090-9974-1012
MAIL:play@scpjapan.com

■活動の様子:

2024年4月より千葉県流山市、柏市周辺にて、障がいのある女の子・女性のためのサッカーチーム活動をスタートしました。最初は選手3人でスタートしたチーム活動でしたが、2025年6月現在13人の選手が活動に参加しています。

以下の概要をご確認いただき、ぜひご関心のある方はお気軽にご参加ください。
初めて参加の方は事前の参加申込みをお願いいたします。(体験参加大歓迎)
※正式にチーム加入いただける場合は、所定のヒアリングフォームにご回答いただきます。

<チーム・活動情報>
1.活動:週1回程度(日曜日13:30〜15:30に活動していることが多いです。)
場所:柏市立田中北小学校 校庭(他会場で活動する日もあります。)
随時体験参加受付中! お試し参加大歓迎!
年間スケジュールは以下よりご確認ください。
【2025年度】年間カレンダー_250413ダウンロード

2.チームが大切にしていること:
・サッカーが好きという気持ち(モチベーション)
・選手もコーチもサッカーを楽しむこと(エンジョイ)
・仲間とのつながりを感じられること(チームワーク)
・自分を大事に思えること(エンパワーメント)
・他者を尊重し、違いを歓迎すること(リスペクト)

3.競技レベル:
初心者大歓迎!サッカーのルールや簡単な戦術を一緒に覚えながら、サッカーチームとして、他のチームと対戦できることを目指します。
※「レクリエーションレベルで楽しみたい」「グループ活動(かつどう)に慣れることから始めたい」「家族(親子)で参加したい」という方は、サッカーやスポーツを活用したレクリエーション活動(かつどう)「FindFunスポーツ教室」を月に1度開催しておりますので、こちらもあわせて是非ご検討ください。
→Find Funスポーツ教室:https://scpjapan.com/blog/archives/3434

4.本活動の参加対象:
以下すべてに当てはまる方
●12さい以上の障がいのある女性(*1) ※自立歩行が可能な方
●本人に参加意思がある
●簡単なルール(手を使ってはいけない、など)や説明が理解できる
ただし、上記に当てはまらない場合もお気軽にご相談ください!
*1)出生時に割り当てられた性別が女性の方、または出生時に割り当てられた性別に関係なく性自認が女性の方やそうかも?と思っている方

5.活動場所:
千葉県流山市・柏市周辺のフットサル場・サッカー場・体育館など(予定)
※2025年度は柏市立田中北小学校 校庭で活動をすることが多いです。
※不定期で、県外での交流活動や交流試合が入ることがあります。

6.活動参加費:
無料(交通費などは参加者の方でご負担いただきます。)

7.参加方法:


※ 上記のフォームでのお申込みが難しい方は、お問合せ事項に記載の「連絡先」へご連絡ください。
※ 体験参加を経てチームに入団される場合は、所定の申込書をご提出いただきます。

<コーチ/スタッフ紹介>
① 井上 由惟子
・資格:JFA指導者ライセンスC級、JIFFインクルーシブフットボールコーチ
・サッカー歴:ジェフユナイテッド市原千葉レディースや年代別代表チームでプレー。2023年に開催された「知的障がい者サッカー女子日本代表UAEとの交流親善マッチ」にコーチとして参加。
② 繁浪 由希
・資格:JFA指導者ライセンスC級
・サッカー歴:常盤木学園やジェフユナイテッド市原千葉レディースでプレー。2023年に開催された「知的障がい者サッカー女子日本代表UAEとの交流親善マッチ」にコーチとして参加。
③橋本 紗英
・サッカー歴:順天堂大学女子サッカー部でプレー。2023年ニュージーランド留学中にスペシャルオリンピックスニュージーランドの行うサッカー活動にスタッフとして定期的に参加。
★スペシャルコーチ 齊藤夕眞選手
JFA指導者ライセンスB級。現役のサッカー選手。現在はWEリーグでプレー。JFA指導者ライセンスB級。
※シーズンオフの期間などにスペシャルコーチとして活動に参加します。

選手だけでなく、活動に参加してくださるスタッフ・ボランティアも募集しておりますので、質問・ご不明点等ありましたら、お問い合わせ先にお気軽にご連絡ください。

■お問い合わせ:
一般社団法人 S.C.P. Japan
担当:橋本、井上
メール:info@scpjapan.com
電話:090-9974-1012

■活動の様子:

■主催(運営):一般社団法人 S.C.P. Japan:「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来をつくる」をビジョンに、スポーツを通じた共生社会の実現を目指し、2020年に設立。①運動プログラム、②研修・啓発活動(かつどう)、③交流プログラムを柱に、障がい、ジェンダー、LGBTQ+、セーフガーディング、国際協力などのテーマで多様な団体と連携しながらプロジェクトを実施しています。

■助成元
:ジョンソン・エンド・ジョンソン 2025年度コミュニティ・ヘルスケア・プログラム

■その他(セーフガーディングについて):
S.C.P. Japanスタッフ・ボランティアが不適切な関わりによって子どもの安心・安全を脅かしたり、子どもの権利や尊厳を傷つけたりすることがないよう、本活動を含むS.C.P. Japanのあらゆる活動の中で、「セーフガーディング」に取り組んでいます。参加をされる子どもたちの保護者の皆さまにおかれましても、ぜひ一緒に「子どもの権利」を守る仲間になっていただけると嬉しいです!
子どもの安心・安全を守る「セーフガーディング」の取り組み:https://scpjapan.com/safegurdingpolicy
S.C.P. Japanのコーチと子どもたちとの約束:https://scpjapan.com/blog/archives/3248

【お知らせ】2025年度スポーツ活動ボランティア募集(医療・福祉関係者向け)

一般社団法人S.C.P. Japanは、「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来をつくる」というビジョンの下、ジェンダー・障がい・人権などに関連する様々な社会の課題に対してスポーツを介してアクションをしている団体です。この度、S.C.P.Japanの活動に参加してくださる、医療・福祉関係者向けのボランティアを新たに募集させていただくこととなりました。

今回、主に子どもや障がいのある女の子のスポーツ教室のサポートをしていただける方を募集しております。参加者が安心・安全に参加できるように、皆さんの知識や経験を活かしてご参加いただけると嬉しいです!

👟ボランティア募集中のプログラム(スポーツ教室):
①ハッピースポーツ教室(性別、障がい等に関わらず、誰でも参加OKなスポーツ教室)
②Find Fun スポーツ教室(障がいのある女の子とその兄弟姉妹のためのスポーツ教室)

📅日程:全10回(第一日曜日開催※2026年1月のみ第三日曜日)
2025年6月15日(日)、7月13日(日)、8月3日(日)、9月7日(日)、10月5日(日)、11月2日(日)、12月7日(日)、
2026年1月18日(日)、2月1日(日)、3月1日(日)
※会場の都合やプログラムの内容等により会場や開催日が変更となることがあります。
※1回〜の参加でもOK!

<ボランティア稼働時間:12:00~15:00>
①Happy スポーツ教室 12:30~13:30(受付12:20~)
②FindFunスポーツ教室 13:45~14:45(受付13:40~)

🏫会場:柏市立田中北小学校体育館(〒277-0802 千葉県柏市船戸1丁目7-1)
※つくばエクスプレス線 柏たなか駅より徒歩10分
※車の場合、校内駐車場の使用も可能です。
※夏季(7/13、8/3、9/7)は空調設備のあるリアクション(千葉県柏市千代田2-11-26カワチ薬品柏中央店2階)にて実施いたします

🏃ボランティア内容:
ー ①ハッピースポーツ教室、②Find Funスポーツ教室のスポーツ教室の活動サポート
ー スポーツ教室の準備・片付け
ー その他、運営に関わる業務

🚃謝金交通費:
①ハッピースポーツ教室 2,500円(税込)
②FindFunスポーツ教室 2,500円(税込)

👥募集人数:各回5名程度

✏️申し込み方法 :
以下のURLよりお申し込みください。

【プライド月間特別オンラインイベント】齊藤夕眞が結果を出し続ける理由 〜“自分らしさ”の先に見つけたもの〜

プライド月間中の6月17日(火)にWEリーガー齊藤夕眞氏が自身の性のあり方にこれまでどのように向き合ってきたのか、そしてアスリートとしてのキャリア構築について語ります。

「スポーツを通じて、一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来をつくる」をビジョンに掲げ、スポーツを通じた教育・研修・人材育成・国際協力事業等を行い、ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョンを促進し、共生社会を目指す活動をしている一般社団法人S.C.P. Japanでは、LGBTQ+の権利を啓発する6月のプライド月間に向けて、同法人理事である齊藤夕眞氏をスピーカーに迎え、オンラインイベントを開催いたします。

■イベント概要

タイトル:齊藤夕眞が結果を出し続ける理由     〜“自分らしさ”の先に見つけたもの〜
日時:2025年6月17日(火)19:30〜21:00
形式:オンライン(Zoom)
参加費:無料(要事前申込)

プログラム構成
Part 1(30分):齊藤夕眞パーソナルヒストリー
自身のアイデンティティや性のあり方とサッカーとの間で揺れ動いた20代。葛藤の時期を経て、どのようにして女子サッカーの最前線へと戻ってきたのか。本人がこれまでの人生と現在の気持ちを率直に語ります。

Part 2(60分):自分らしさが輝くセルフマネジメントと関係性の築きかた
自らの内面と丁寧に向き合ってきた齊藤選手は、プロとしてのキャリアを通じて、どのようにセルフマネジメントを実践し、周囲との関係性を築いてきたのか。現役選手としてプレーを続けながら、メンタルや人との関わり方についての学びを深めてきた齊藤選手が、その過程で得た気づきや視点の変化、そして実際に取り組んできたことを、包み隠さずお伝えします。


お申し込み
    ①フォームによる申し込み
    ② 本フォームでの申込みが難しい方は、お問合せ事項に記載の「連絡先」へご連絡ください。


■こんな方におすすめ

・若手アスリート・スポーツ系学生
・チーム/組織のしがらみの中で自分らしさを見失いそうな人
・LGBTQ+や多様性に関心のある指導者・スポーツ・教育関係者

■プロフィール

齊藤 夕眞(さいとう ゆうま)
プロサッカー選手(WEリーグ)/一般社団法人S.C.P. Japan理事
14歳頃から各世代別女子サッカー日本代表に選ばれ初め、2007年AFCU-16女子選手権大会、2008年FIFAU-17女子ワールドカップ出場、2009年AFCU-19女子選手権出場、2010年FIFAU-20女子ワールドカップに出場、2011年になでしこJapanポルトガル遠征選出、AFCU-19女子選手権出場などを経験。その後も浦和レッズレディースや、AC長野パルセイロレディース、ちふれASエルフェン埼玉などに所属し、2019年自身の性別に悩み引退。2021年よりヴィアマテラス宮崎の選手として現役復帰し、同時に自身が性的マイノリティのQであることを公表し、現役サッカー選手をしながら行政や教育現場、一般企業などに向けてLGBTQ+に関する講演やイベント活動などに積極的に参加している。2025年より日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)でプレー。

■主催:一般社団法人 S.C.P. Japan
S.C.P. Japanは「⼀⼈ひとりが⾃分らしく歩んでいける未来をつくる」をビジョンに掲げ、スポーツを通じて共⽣社会の実現を⽬指し、2020年に設⽴。①運動プログラム、②研修・啓発活動、③交流プログラムを柱に、あらゆる能⼒、⼥性、LGBTQ+、国際協⼒、セーフガーディングの5つのテーマに注⼒して、多様な団体と連携しながらプロジェクトを実施しています。 公式ホームページ:https://scpjapan.com/

【報告】女子パラフットボールフェスタを開催いたしました!

2025年5月11日(日)、千葉県・JFA夢フィールドにて、障がいのある女性を対象とした「女子パラフットボールフェスタ」を開催しました。本イベントは、一般社団法人S.C.P. Japanが主催し、日本障がい者サッカー連盟、日本知的障がい者サッカー連盟、日本CPサッカー協会の後援、公益財団法人タチバナ財団の助成、一般社団法人スマイルコンパスの協力を受けて実施されたものです。本イベントには、全国各地から複数のチームが参加し、総勢42名の選手が集いました。「サッカーをもっと楽しみたい」「仲間とプレーしたい」「いつか自分もチームに入りたい」——そんな思いを抱く女の子たちが集い、それぞれのペースでサッカーにチャレンジする、かけがえのない時間となりました。

◼️岩渕真奈氏・登坂絵莉氏がゲストとして参加
今回のイベントには、スペシャルゲストとして、一般社団法人スマイルコンパスより岩渕真奈さん(元サッカー女子日本代表)と登坂絵莉さん(リオ五輪金メダリスト・レスリング)が参加。各チームに加わり、選手と同じ目線でプレーを楽しみながら、一人ひとりに声をかけ、背中を押してくださいました。イベントの合言葉である「エンジョイ・チャレンジ・リスペクト」を体現するような2人の姿に、参加者だけでなく保護者やスタッフからも感動の声が寄せられました。トップアスリートとの“共にプレーする”体験は、子どもや選手たちにとって一生の宝物となりました。

◼️誰もが「エンジョイ・チャレンジ・リスペクト」できる場を目指して
S.C.P. Japanでは、すべての人が自分らしくスポーツに参加できる環境づくりを目指し、「エンジョイ(楽しむ)」「チャレンジ(挑戦する)」「リスペクト(尊重し合う)」の3つの価値を大切にしています。

本イベントでも、「勝敗よりも、すべての参加者が安心してプレーできること」を重視し、審判の代わりにピッチマネージャーを配置。フェアプレーを促す声かけやルールのサポート、グリーンカードの活用などを通して、安心と尊重に満ちた空間がピッチ上に広がりました。

また、競技歴に応じてリーグを分ける工夫や、交代の促しによって全員がプレー機会を持てるよう配慮。障がいの特性に関わらず、すべての選手が主役になれる場が実現しました。

さらに本イベントでは、すべての参加者が安心して参加できるよう、セーフガーディングにも重点を置きました。会場内には「一人ひとりの権利」リーフレットを掲示し、すべての選手・関係者が尊重されるべき存在であることを共有。参加チームのスタッフやボランティア、ゲストの方が事前にセーフガーディング行動規範に署名をし、当日は相談窓口となる担当者を明示することで安心して過ごせる環境づくりに努めました。

◼️継続的な交流への期待が広がる機会に
イベントでは、アイスブレイクを兼ねたウォーミングアップをゲストの岩渕さんに進行していただき、参加者同士のつながりが自然に生まれていきました。

閉会式では、ゲストの登坂さんから「次に会うときはもっと上手にドリブルができるようになっておくね!」などメダリストらしい次への目標をお話いただき、参加選手たちも「次はもっとチャレンジしたい」「点をとりたい」とゲストのお二方からも多くの刺激を受けました。

「またこの仲間と会いたい」「もっとたくさんの試合がしたい」といった声が多く寄せられたことは、今回のフェスタが単なるイベントにとどまらず、次への一歩となる機会となった証だと考えています。

◼️スポーツを通じて、“自分らしくいられる”社会へ
S.C.P. Japanでは、今後も障がいの有無や性別に関わらず、すべての人がスポーツを通じてつながり、学び合える機会を提供してまいります。
女子パラフットボールフェスタをきっかけに、これまで一歩を踏み出せなかった女の子たちにも、スポーツの楽しさや仲間とつながる喜びが届くよう、継続的な取り組みを進めてまいります。
ご参加いただいた選手の皆さん、サポートいただいたコーチ・スタッフ・ボランティアの皆さん、そしてゲストのスマイルコンパスの皆さん、ありがとうございました!

◼️イベント詳細
イベント名:女子パラフットボールフェスタ(Women’s Para Football Festa)
日時:2025年5月11日(日)
会場:JFA夢フィールド
主催:一般社団法人S.C.P. Japan
後援:日本障がい者サッカー連盟、日本知的障がい者サッカー連盟、日本CPサッカー協会
助成:公益財団法人タチバナ財団
協力:一般社団法人スマイルコンパス

【求人】新しい仲間募集!新着求人情報 📣

一般社団法人S.C.P. Japanは、「一人ひとりが自分らしく歩んでいける未来をつくる」というビジョンの下、ジェンダー・障がい・人権などに関連する様々な社会の課題に対してスポーツを介してアクションをしている団体です。この度、3つのポジションで仲間になってくださる方を募集します。

1.セーフガーディングプロジェクトスタッフ(アルバイト・業務委託)(募集終了済み)
2.営業担当スタッフ(成果報酬制・副業OK)
3.スポーツ活動ボランティア(謝金あり)

※ 【「スポーツを通じたジェンダー平等の推進」業務委託スタッフ】につきましても、募集を終了しました。https://scpjapan.com/blog/archives/3748

以下それぞれのポジションの求人情報詳細をご確認ください。
皆様のご応募お待ちしております。

<セーフガーディング>
応募前に必ずS.C.P. Japanのセーフガーディングポリシー及び行動規範をご確認いただき、賛同いただける方のみご応募ください。
S.C.P. Japanでは関わる人の人権や安心・安全が決して脅かされることがないよう、セーフガーディングに取り組んでいます。
セーフガーディングポリシー

 【募集①】セーフガーディングプロジェクトスタッフ(募集終了済み)

■雇用形態:パートタイム or 業務委託
■募集人数:1名
■勤務地:
基本的にはリモートでの作業になります。
時々S.C.P. Japanのオフィス(千葉県柏市)や都内及びその周辺で対面の打合せが発生することがあります。
■業務内容:
・海外文献の調査
・研修コンテンツ(eラーニング含)の企画・開発
・啓発動画の企画・制作
・事業関係者、教材等の制作会社、専門家等とのコミュニケーション・調整
・SNSやHP等の投稿作成
・その他プロジェクトマネージャーのサポート業務や事業実施に付随する業務
■業務時間:月平均40時間~45時間程度(月によって変動があります。)
■契約料:時給 1,300〜1,500円、交通費実費支給
※経験・能力を考慮し、面接・面談後に決定します。

その他、応募条件などの詳細は以下よりご確認ください。



【募集②】営業担当スタッフ

■雇用形態:業務委託
■募集人数:若干名
■勤務地:
・オンラインでの作業
・営業訪問先
■業務内容:
新規団体・事業パートナーシップ営業にかかわる業務
・提案資料の作成・調整
・パートナー候補企業への企画提案
・契約締結までの関係構築
■契約料:成果報酬制、交通費実費支給
※経験・能力を考慮し、面接・面談後に決定します。

その他、応募条件などの詳細は以下よりご確認ください。



【募集③】スポーツ活動ボランティア

■ボランティア募集中のプログラム(スポーツ教室):
①ハッピースポーツ教室(性別、障がい等に関わらず、誰でも参加OKなスポーツ教室)
②Find Funスポーツ教室(障がいのある女の子とその兄弟姉妹のためのスポーツ教室)

■内容:①ハッピースポーツ教室:
障害の有無、性別、経済状況、国籍などに関わらず、誰もが参加できるインクルーシブなスポーツ教室です。「リスペクト」「チームワーク」「チャレンジ」の3つのキーワードを大切に、教室では、運動遊びやボール運動、チームスポーツなど、さまざまなスポーツにみんなで楽しく取り組んでいます。
誰もが安心してチャレンジできる環境の中で、多様なスポーツ体験の機会を提供しています。
当日集まったメンバー同士での話し合いや、子どもたち自身の声を大切にしながら、試合や遊びのルールを柔軟に変えていくことで、子どもたちが自分と他者を尊重し、共に生きる力を育めるような環境づくりを目指しています。

教室の参加者:4さい以上の未就学児・小学生(対象年齢以外の方でも相談可)
※女の子、経済的にスポーツ活動等に参加が難しいと考えている方、障がいがあることを気にされている方、運動が苦手な方など気にせずOK!だれでも大大大歓迎です!親子での参加も可能です

②Find Funスポーツ教室:
障がいのある女の子を対象にした、スポーツをみんなで思いきり楽しむ教室です。いろいろなレクリエーションやスポーツを知ったり・体験したりして、「動くこと」「人と関わること」「新しいことに挑戦する」ことなどの楽しさを伝えています。調子がのらない日には無理しなくて大丈夫スタイルで、それぞれが自分のペースで参加・楽しめることを大切にしています。

教室の参加者:
・知的障がい、発達障がい、精神障がい等のある人、またはそうかも?と感じている人
・年齢:6歳以上〜
・性別:女性*
※出生時に割り当てられた性別が女性の方、または出生時に割り当てられた性別に関係なく性自認が女性の方やそうかも?と思っている方
(一人で参加が不安な時は「親子で参加」「兄弟姉妹で参加」も大歓迎)


■お問い合わせ先:
一般社団法人 S.C.P. Japan
メールアドレス:info@scpjapan.com
電話番号:080-3559-8485(繁浪)

【報告】まぜこぜフットボールフェスティバルを開催しました!

多様性が交わる温かなひととき 〜年齢・性別・障がい・国籍を越えて〜

2025年3月1日(土)、千葉県・流山おおたかの森駅すぐのSAL SPORTS PARK OTAKANOMORIにて「S.C.P. Japan まぜこぜフットボールフェスティバル」を開催しました。

当日は、年齢、性別、障がいの有無、国籍などに関わらず、約50名の方々が参加。ウォーキングフットボールを通して、誰もが一緒にプレーを楽しめる、あたたかくインクルーシブな空間が広がりました。

■ 誰もが自分らしく楽しめるスポーツを

本イベントでは、走らない・ぶつからない・誰でも参加できる「ウォーキングフットボール」の特性を活かし、子どもから高齢者、障がいのある人もない人も、一緒に同じルールでプレーを楽しむことができました。

ルール説明の時間には、参加者からの質問や笑顔が飛び交い、試合中も互いに声をかけ合うシーンが多く見られました。

プレーがうまくいった時にはチーム関係なく拍手が起こるなど、勝敗にとらわれず、思いやりやユーモアが溢れる時間となりました。

■ スープで心も体もほっこり

フェスティバル終了後には、Soup Stock Tokyoの温かいスープを参加者の皆さまにお配りしました。スープの優しい香りと味に、たくさんの笑顔がこぼれました。

■ S.C.P. Japanのビジョンと今回のイベントのつながり

S.C.P. Japanは、「誰もが自分らしく生きられる未来をスポーツを通じてつくる」活動をしています。
今回のまぜこぜフットボールフェスティバルは、その理念を体現する取り組みの一つです。

競技の場においても、「勝つため」「うまくなるため」だけではなく、「出会い、つながり、ありのままの自分でいられる」スポーツの価値を広げていくことを、私たちは大切にしています。

今回のイベントでも、参加者同士が年齢、性別、障がいの有無、国籍などの違いを超えて関わり合い、自然とリスペクトが生まれる姿が印象的でした。

ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
また今後も、こうした”まぜこぜ”の場づくりを継続していきますので、引き続きS.C.P. Japanの活動を応援いただけますと幸いです。

Special Thanks

素敵な写真と映像でイベントの様子を記録してくださったCHIKARA MATSUMOTOさん、ありがとうございました!

▶︎ お問い合わせ
info@scpjapan.com

チーム名決定のお知らせと新年度チームミーティング開催のご報告

S.C.P. Japanでは、障がいのある女の子を対象としたサッカーチームの活動を、2024年4月より千葉県内にてスタートいたしました。現在、14名の選手がそれぞれのペースで、楽しみながら活動に参加しています。

このたび、新年度を迎えるにあたり、現所属の選手および保護者の皆さまを対象に「保護者・選手ミーティング」を開催しました。

本ミーティングでは、下記のような内容を共有し、日頃の活動とは異なるかたちで、交流や意見交換の機会を設けることができました。

  • ・スタッフによる自己紹介
  • ・活動方針およびS.C.P. Japanが大切にしている価値観のご紹介
  • ・オンライン上での安心・安全なコミュニケーションのあり方に関するセーフガーディングのご説明とお願い
  • ・保護者・選手の皆さまからのご質問やご要望の共有

新チーム名が「FC RESIA」に決定!

さらに今回のミーティングでは、【新チーム名の発表】という嬉しいご報告もさせていただきました。
今後、チームのエンブレムについても、選手の皆さんとともに考案していく予定です。


新チーム名:FC RESIA(レジア)

<名称の由来>
「RESIA(レジア)」は、“Resilience(レジリエンス)=困難を乗り越え立ち上がる力”を語源としています。
どのようなときも、自分らしく前に進む力を大切にしたい、という想いが込められています。
※FCは「Football Club」の略称です。


今後も、選手や保護者の皆さま、そして本活動を支えてくださる多くの方々の声を大切にしながら、チームのさらなる発展を目指してまいります。

本年度も新規メンバーを引き続き募集しております。ご関心のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

▶︎ 参加申し込みはこちら
https://scpjapan.com/blog/archives/3453

▶︎ お問い合わせ
info@scpjapan.com

【報告】スポーツにおけるセーフガーディング普及に向けた海外視察(2024.10.23-11.1)

SFTC会員等事業支援プログラム「SFTアクション+(プラス)」I期にご採択いただいた事業で、2024年10月下旬に世界でもセーフガーディングの取り組みが進んでいるイギリスと、最近法律が変わりセーフガーディングの仕組みづくりが動き出したスペインに足を運び、国内でのセーフガーディング普及に向けた海外視察を行いました。

<イギリス🇬🇧
海外視察初日はロンドンに。イングランドFAに所属するDisability Pathway担当のJonathanさんとSafeguarding担当のDavidさん、Cathyさんに、イングランドFAの先進的な取り組みについてお話しを伺いました。制度の構築プロセス等について、どのような道のりを歩んできたかなどを聞いたり、日本とイギリスの現状について情報交換等を行ったりと、Passionに溢れた1日でした。

イングランドFAと情報交換(Disability Pathway担当者のJonathanさんと
セーフガーディング担当者のDavidさんとCathyさん)

続いて、アーセナル女子のアカデミーの練習にお邪魔させてもらい、アカデミーの全体的な取り組みやセーフガーディングについて、クラブの視点からアカデミーダイレクターのHannahさんにお話を伺いました。

アーセナル女子訪問(アカデミーダイレクターのHannahさん)

<スペイン🇪🇸
スペインでは、FCバルセロナ財団に勤務するMarisaさんとAlexさんと情報交換を行い、セーフガーディング担当のLauraさんにセーフガーディング制度や指導者への研修内容について詳しくお話を伺いました。

FCバルセロナ財団(Marisaさん)

また、スペイン北東部の地中海岸にあるカタルーニャのカタルーニャサッカー協会にも訪問しました。カタルーニャ協会に勤めるNoelさんがカタルーニャ協会の取り組みや指導者資格、カタルーニャの指導現場の現状についてお話しをしてくれました。
打ち合わせでは、スペインで当時フットサルをしていたノアさんがスペイン語の通訳をしてくれました。

カタルーニャサッカー協会(Noelさん)

そして今回の海外視察の最後には、FCバルセロナアカデミーとFCバルセロナの障がい者サッカーチーム Genuine(Barça Genuine Program)の活動を見学に行き、セーフガーディングがどのように現場の実践にまで落とし込まれているのか、アカデミーダイレクターやGenuineのコーチ・スタッフ陣にお話を伺いました。

Barca Genuineのメンバー

快くS.C.P. Japanのメンバーを迎え入れてくれた皆さま、本当にありがとうございました!
これからも私たちのセーフガーディングの旅は続きます・・・

【お知らせ】3月18日(火)こども家庭庁主催「こどもと接する現場向け こども性暴力防止セミナー」(オンライン )

S.C.P. Japanでは、私たちの活動が子どもにいかなる危害も与えないよう、子どもの権利と安心・安全が守られる環境整備のために、日々「セーフガーディング」に取り組んでいます。

この度、「こども家庭庁」より児童への性暴力等の防止に向けた指針や事例の紹介についてのセミナーのご案内をいただきましたので、お知らせいたします。

こうした指針や事例集の作成に際して、現場で実践できる一つの事例として、S.C.P. Japanのセーフガーディングの取り組みについて、こども家庭庁へ情報提供をさせていただきました。

ぜひ多くの方に本セミナーへご参加いただき、こども性暴力防止法および、事業者が取るべき具体的な対策について学びを深めていただけますと幸いです。S.C.P. Japanも今回紹介される指針をしっかり取り入れ、様々な事例から学びながらセーフガーディングの取り組みをアップデートし、さらなる安心・安全の強化に努めてまいりたいと思います。


「こどもと接する現場向け こども性暴力防止セミナー」(こども家庭庁主催)

【日  時】令和7年3月18日(火)13時00分~15時00分

【実施方法】オンライン開催(zoomウェビナー)

【申込締切】3月14日(金)15時00分

【配信定員】500名(先着順)

【オンラインセミナー開催案内】こども性暴力防止セミナー

申込リンク