「WE ARE FRIEND!〜みんなと繋がるLGBTQ+オンラインイベント〜」と題し、全5回に渡ってディスカッション形式のオンラインイベントを実施しました。
イベントの企画・進行を行わせていただいた高校生インターンのSaraと申します。
この度は、WE ARE FRIENDS というイベント名にある通り、参加者の皆様、そして主催者側も含め、新しい出会いと学びの場になればと思い企画させていただきました。
【第1弾 ユース向け/学校生活について語る】
中学生から大学院生の学生を対象とした第一弾は、現役サッカー選手のMeimi Tomochikaさんをゲストにお招きして 3月14日、24日、29日の3日間にかけて行いました。各回の参加対象者を分けることで、それぞれの本音を聴くことができるいい機会になったかと思います。
第1回、第2回は学校生活について、という広いテーマで語り合いました。ディスカッションイベントというよりかは、お話し会のようなアットホームな雰囲気で趣味のお話も盛り上がりました!また、セクシュアリティ関係なく誰でも参加可能の第3回では、「アウティング」をテーマに2つのグループに分かれてディスカッションを行いました。
【第2弾 TRP2021プライドウィーク】
4月24日(土)〜5月5日(水)にかけて行われたTRP2021プライドウィークに参加いたしました。第2弾は第1弾とは異なり、セクシュアリティも年齢も問わず誰でも参加可能という形で行いました。様々な世代の方が集まってくださり、自分の時代には無かった悩みや反対に良くなってきたこともお聴きすることができました。
第1回4月25日(日)では、第1弾で好評だった「アウティング」をテーマに、自分だったらどうするか?ということについて議論しました。シスジェンダー(ヘテロセクシュアル)の方にLGBTQ+当事者への配慮を求める声を良く耳にしますが、LGBTQ+当事者間の配慮も忘れてはいけないことを再確認しました。
第2回5月4日(火・祝)では「もし自分がLGBTQ+当事者の生徒を持つ教員だったら」をテーマにディスカッションを行いました。
各回で取り上げたテーマは、どれも身近に起こり得る日常の一コマです。LGBTQ+の知識はあるけれど、改めて考えてみると“どう行動すべきか分からない”ということは少なくありません。このイベントを機により多くの人がLGBTQ+について考え、他人事ではなく、誰もが当事者であるということを感じていただければ幸いです。