S.C.P. Japanはスポーツを通じた共生社会創りを目指しており、その中には性別や性的指向に関わらず誰もが自分らしく生きられるジェンダー平等な社会という観点も含まれています。
そんな私達にとって大切な日である「国際女性デー」を祝して、女子サッカーブリッジとコラボをさせていただきオンラインイベントを開催いたしました。
女子サッカーブリッジは女子サッカー選手のアメリカサッカーツアー及び留学サポートを30年間続け、それらの活動を通して、サッカー少女達のエンパワメントに長く関わってこられた団体です。S.C.P. Japanの共同代表2人も女子サッカーブリッジを通して留学を果たし今のS.C.P. Japanの設立に繋がる貴重な経験をさせていただきました。そのため、このような企画が今回実現したことを大変嬉しく思います。
イベントは3月6日(土)と3月7日(日)の二夜連続で行われ、1日目は女子サッカーブリッジの共同代表である小林美由紀(みーみ)さんと羽石架苗さん(かなぴー)をお招きし、さらに、女子サッカーブリッジのメンバーである福田真理香さん、S.C.P. Japan共同代表野口が加わりトークセッションのような形で実施をさせていただきました。
女子サッカーブリッジとは一体何か、どのようにして始まり、代表のお二人はどのような想いで活動を続けてこられたのか、などを深掘りさせていただきました。
【国際女性デーに寄せて、ゲストのお二人のお言葉】
自分で自分の可能性に限りをつけない。やりたいと思った時はその準備ができたということ、年齢とか性別とか関係ない。自分の気持ちに正直に、自分らしく生きていって欲しいし、そういう人が増えることで、誰もが自分らしく生きている社会づくりに繋がるのではないかと思う。
羽石架苗さん(かなぴー)
想いがあれば絶対に何かできる。想いがあれば行動できる。できないを考えるのではなく、やってみる。そうして好きなことに生き生きと取り組んでいる姿をみて勇気づけられる誰かが必ずいるし、そんなふうに笑顔で輝いている人が増えれば、性別に関わらず誰にとっても幸せな世界になると思う。
小林美由紀さん(みーみ)
写真撮影時は、参加者の皆様にも「今自分がやってみたいこと」「目標」「夢」、などを紙に書いていただきそれらを掲げていだたきました。
普段からサッカーに関わる方、これから留学を考えている選手、他スポーツの指導者、学校教員をされている方、女子サッカーを応援しているサポーターの方など多種多様な方々28名にご参加いただき、参加者及び関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。
2日目は「アメリカ女子サッカー留学体験共有会」ということで、女子サッカーブリッジに関わりのある女子サッカー海外留学経験者15名をお招きし、実際の経験についてお話をしていただきました。ブレイクトークルームを複数作り、参加者が行きたいトークルームを選べ、スピーカーと交流をしながら話を聞いていただけるようにしました。
【2日目のイベント企画・進行をされた福田真理香さんのコメント】
アメリカの大学では女子サッカー環境が整っており、スキル問わず奨学金をもらいながら大好きなサッカーにチャレンジできる。サッカー留学を経験することで、サッカー以外にも様々な経験を積み、視野が広がり、大学卒業後のキャリアに活かすことができていることを、経験したメンバーの声より感じてもらえた日になったと思う。 ブリッジでは大好きなサッカーを通して、広がる可能性は無限だということを伝えたい。
福田真理香さん(ブリッジ留学経験者)
2日目は27名の方にご参加いただきました。ご参加いただきました皆様本当にありがとうございました。
最後に本企画を実施するにあたり、ご協力いただきました女子サッカーブリッジ及びNPO法人ジュースの皆様、参加を快くお引き受けいただきましたスピーカーの皆様、そして運営面で動いてくださったボランティアスタッフ、手話通訳の皆様に心より感謝を申し上げます。