4月6日は国連が定めた「開発と平和のためのスポーツ国際デー(International Day of Sport for Development and Peace: IDSDP)」です。スポーツを通じた共生社会創りを推進するS.C.P.Japanは、「開発と平和のためのスポーツ国際デー」を祝して特別オンラインイベントを開催いたしました。
イベントでは、「開発と平和のためのスポーツ:専門人材の必要性とその活動フィールド」をテーマにパネルディスカッションを行いました。パネリストとして、開発と平和のためのスポーツ(Sport for Development and Peace:SDP)の専門人材を育成する大学院プログラムを有する筑波大学スポーツ国際開発学共同専攻にて教員を務めていらっしゃる山口拓先生、同専攻の修了生や元研修員であり現在スポーツを活用して社会課題の解決に取り組んでいらっしゃる実践家の坂口麻衣さんや篠原果歩さんをお招きしました。 これに、バルサ財団日本プロジェクトコーディネーターを務めるS.C.P. Japan共同代表の井上がパネリストとして加わり、S.C.P. Japan共同代表の野口のファシリテートのもと、SDPの実践家の活動や今後活動が期待できる分野、そして専門人材を育成することの重要性について議論しました。
パネルディスカッションの後半では、イベント参加者からの質疑応答の時間を設け、スポーツと外交の関係、コーチング、スポーツと環境保護などについても意見交換を行いました。 そしてイベントの最後には、フランスモナコを拠点にスポーツと開発に取り組む団体「Peace and Sport」が進めるホワイトカードキャンペーンに参加しスポーツを通じた平和促進の意思表明を行うため、参加者が白い紙を掲げて記念撮影を行いました。